Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

「Live1969」サイモン&ガーファンクル

2009-07-17 00:14:19 | music
Live 1969

SMJ

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S&G公演以来突っ走り気味なmanimaniでございますが、
表に出さないだけで潜在的に密やかにつねにS&Gは脳内ランニング中なのでもありました。
結構歌詞覚えてるし、というか、歌と一緒だと歌える。言葉として思い出したりはしない。

このライブアルバムは、1969年、『明日に架ける橋』をレコーディングはしたが発売前、という状況でのツアーの録音だそうです。
録音は少々荒い感じがするが、ライブでのパワーはしっかり感じられる。

ギター一本でのデュオもいいが(ギターだけでat the zooをやるとは)
バンドスタイルでの曲が聞き物だと思う。
アレンジの時代がかった感じがステキだ。ドラムがバスバスとしまって聴こえると思ったら、やはりハル・ブレインだった。ベースはジョー・オズボーンで、この組み合わせはカーペンターズの黄金期の録音ですね~ベースも結構走り回っていて、他では聞いたことの無いユニークな「ミセス・ロビンソン」を聴かせてくれる。
いいねえ。

この時期、二人の間はけっこうぎくしゃくしていたはずであるのに、このハーモニーの合い具合ときたら、どうしたことだ?合えばいいってもんではないハーモニーだが、外れているくせに息がぴったりという不思議な組み合わせだ。
MISIAのコーラスをやっていた佐々木久美さんが言っていたが、コーラスをやっていると、次に相手がどう歌うかが分かる、決まっている旋律ダケでなく、フェイクをきかせるところまで先が読める、と。事実佐々木さんはMISIAのフェイクにしっかり3度上で乗ったりしているし・・^^;
そういうところは人間の不思議ですねえ


さてと、あとは、このライブアルバムではワタシの好きな2大マイナー曲をやっているのが魅力なのですよ~
「song for the asking」「So Long,FRANK LLOYD WRIGHT」がその二つ。
これをライブでやっていたなんて!来日のときもぜひ聴きたかったな。
あと「明日に架ける橋」のピアノが、後年のちょっとフュージョンな感じではなくてアルバムに近い素朴な感じなのが貴重かも~

のどかなバンドのせいで(笑)ちょっと緊張度はアルバム「ライヴ・フロム・ニューヨーク・シティ 1967」のほうが上だけど、1969も悪くない。いやこれもいいな。



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