野田佳彦首相は、庶民を酷税で苦しめる江戸時代の「悪代官」に似て、ますます悪相になっている

2012年05月25日 02時44分59秒 | 政治
◆野田佳彦首相は、「民意」を軽んじている。消費税増税法案を国会でスンナリ可決成立できない最大の原因は、ここにある。にもかかわらず、野田佳彦首相は、強引に押し切ろうとしているのだ。
 まず、消費税増税についての「民意」は、2010年7月の参院選挙で「反対」という民意で表わされた。民主党が過半数を確保できず、「衆参ねじれ現象」を招いてしまった。菅直人首相が財務省の意向に従って、「民意」を無視して、強引に消費税増税を打ち上げたのが災いして、国民有権者から反撃されたのである。
 ところが、菅直人首相は、選挙で負けた責任を取らず続投、なおかつ、マスメディアの大半が、民意を軽んじて、財務省の尻馬に乗り、消費税増税を煽り立ててきた。しかし、それでも、マスメディアの世論調査ではいまでも、民意の約60%前後が消費税増税に反対している。2010年7月の参院選挙からこれまでの約2年近く経ても、菅直人、野田佳彦の2代に渡る政権は、依然として消費税増税について、国民有権者を納得させるところまでは至っていないのである。政策というものは、たとえ国民有権者の納得を得られなくても、あるいは反対を押し切ってでも実行しなければならない場合があるのは、事実だが、それでも国民に税負担を求めるには、十分に納得を得なくてはならない。
 ところが、野田佳彦首相は、十分なる納得を得ていないにもかかわらず、財務省の意向を最優先して、「不退転の決意」を宣言していることにこだわり、ごり押ししてでも消費税増税を図ろうとしている。その結果、2012年度政府予算関連法案や違憲状態にある衆院定数是正などの重要法案の成立を後回しにしている。
 これは、物事の優先順位を取り違えているから、こんなことになる。消費税増税はどちらかと言えば、中長期の政策である。だが、2012年度政府予算関連法案や衆院定数是正などの重要法案は、短期的に成立を図らなくてはならない最優先的な政策である。野田佳彦首相は、この単純明快なことを軽視しているのである。このことは、小沢一郎元代表が、あえて反対を言明しなくても、自明のことなのである。
◆野田佳彦首相は、すでに消費税増税法案を国会に提出しているのであるから、可決成立を図ろうとせず、この法案について国民有権者がどう思うかを問うてみるべきである。小泉純一郎首相が「郵政民営化関連法案」について国民有権者に是とするか、否とするかを問うために解散・総選挙に打ってでたのと同じようにである。 
 ただし、今回は、まず、その前に2012年度政府予算関連法案や衆院定数是正などの重要法案は、片付けておかなくてはならない。この場合、時間的に余裕は、あまりない。9月には代表選挙があるからである。
 夏に総選挙を行い、民意を確かめたうえで、このときの政権がどうなっているかは不明だが、総選挙後の臨時国会で正式に消費税増税法案について審議して、採決すればよい。野田佳彦首相が「国民に丁寧に説明する」と言うのであれば、選挙戦を通じて説明するのが最も望ましい。
 野田佳彦首相は、民主党内での手続きに瑕疵はないと主張するが、それならばどうして党内に根強い反対があるのかを国民有権者にもっと説明する必要がある。小沢一郎元代表をはじめとする小沢派が反対しているのは、それなりに合理的な理由があるからである。 
 ①消費税増税に耐え得る経済状況にはない。
 ②東日本大地震被害、大津波大被害、福島第1原発大事故被害を受けた被災民に重い負担を課すことになる。
 ③東京電力管内の住民は、電力料金引き上げによる実質的に重い負担を背負わせることになる。
 こんな状況は、常識的にわかるはずなのに、それを敢えて無視して、消費税増税にこだわる野田佳彦首相は、庶民を酷税で苦しめる江戸時代の「悪代官」に似て、ますます悪相になっている。私の大好きな「暴れん坊省将軍」に「成敗」してもらいたいほどだ。

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