◆権力欲渦巻く、永田町の国会という名の「桧舞台」で「世にも不思議な物語」が現在進行中である。だが、決して品のよい物語ではない。なぜなら、本来なら格式高いこの桧舞台が、いまや場末の「ストリップ劇場」に成り下がり、その幕間劇(まくあいげき)が、これまた下手なコメディだからだ。
何しろ、演出家が胡散臭い仙谷由人官房副長官とあって、面白くも何ともない。主役が野田佳彦財務相と聞いて、思わず噴飯してしまうというものだ。
これは、どう見ても、悪徳商人の阿波屋・由兵衛と幕府の勘定奉行・野田下総守という配役。往年の東映時代劇に比べるのは、東映の方にはなはだ失礼なのだが、歴代の悪役にピッタリの悪相である野田下総守が「阿波屋、おぬしも相当の悪よのう」と言えば、阿波屋・由兵衛はすかさず「お奉行様も、大変な悪でございますねえ、イヒヒ・・」というやり取りが聞こえてきそうである。
阿波屋・由兵衛は、野田下総守を「老中」に押し上げて、美味しい思いをしようと企んでいる。だからなおさら胡散臭い。工作資金を子飼いのやはり悪徳商人で、いまや奥向きの茶坊主に成り上がっている枝坊からせびり取ろうとしている。だが、頭は坊主でも、頭(ず)が高くなっている枝坊は、阿波屋・由兵衛の無心は、ほとんど無視の姿勢だ。このため、阿波屋・由兵衛のイラ立ちは募るばかりだ。
◆幕間劇とは、「演劇で、長い劇の間に挟んで演じる小喜劇。本筋と関係なく、重苦しい気分を緩和するためのもの」という。しかし、いま上演されている本筋の劇は、妖艶なるストリップどころか、淫猥なるストリップ。「浅草フランス座」の方が、よほど脱ぎっぷりもよく、芸術性があり、レベルは格段に高い。
だからなのか、あの辣腕ジャーナリストの上杉隆氏まで、6月11日付け夕刊フジ「2面」の「「ポスト菅」選び 筋の悪い喜劇」という見出しのついた記事のなかで、ボロクソにこき下ろしている。
「原発事故に際し、情報隠蔽を繰り返して、日本の国際的な信用を毀損した菅首相はもはや不要だ。1日でも長くその座に留まることは日本の国益を損ねる。信頼回復のために一刻も早く、自ら退くべきだろう。同じことは、菅首相を支えてきた共犯者たちにも言える。政治は結果責任である。残念ながら閣内で菅首相を支えてきた政治家たちはみな連帯責任が発生している。ところが、そうした『犯罪者』たちが集まって、同じ『犯罪者』たちの中から『ポスト菅』を選ぼうとしているという。何という、筋の悪い『喜劇』だろう。それは国家への反逆でもあるし、国民への笑の裏切りとなる」
上杉隆氏の言う通りである。菅直人政権の下で重要ポストをあてがわれて、政権を支えてきた連中が、菅直人首相に見切りをつけて、ボロ船から総脱出して、新しい「主君」を担ぎ上げようとするのは、いかにも浅ましい。全員政権から離れて、蟄居謹慎するか、最悪の場合、三条河原で斬首される運命にあるはずのである。それなのに、今度は、いまの「主君」を早々に裏切り、まだ、「主君」がいるというのに、新しい「主君」を担ぎ上げて、自らの栄耀栄華を楽しもうとは、何という連中だ。こんな輩に政権を任せようと思う者がいるとしたら、日本はもう本当にお終いだ。
◆最も絶望感を抱くのは、こんな下手くそな幕間劇のコメディを見て、本気で報道しているマスメディアである。「みのもんた」さん流に、「はっきり言わせてもらえば、「出鱈目ばかりの報道を垂れ流すな」と絶叫たい。「みのもんた」さんも、同罪ではあるが…。
国民は、幕間劇のコメディを偶さか楽しむのは、良いけれど、やはり「本筋の演劇」から目を逸らしてはならない。これは、有料ブログの方で、お知らせしよう。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表は、「次は勝つ」と宣言、「時間稼ぎ」のため菅直人首相に政権延命させた後、「小沢一郎政権樹立」を実現する決意だ
◆〔特別情報①〕
現在進行中の「本筋の演劇」は、小沢一郎元代表作並びに演出、兼主役である。幕間の下手なコメディは、文字通り「時間稼ぎ」である。一体、何のための「時間稼ぎ」か?
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『自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた』1994年7月30日刊

1章 小沢一郎に奪われた利権の奪還作戦がはじまった
―小沢一郎対自・社連合、利権の構図―
小沢の命運を握る建設利権の実態
こうした選挙区内のゼネコンとの付き合いについて、小沢一郎は、金庫番で、腹心の元秘書が、平成五年十二月二十七日に急死した直後、岩手日報が行なったインタビューのなかで、ゼネコンとの関係について、「選挙の応援を受けたり、資金提供を受けてなぜ悪いか」と答えている。
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四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.116
第七章 シオン長老會議
前回からの続き
尚英國のモーニングポスト在露通信員であつたヴイクトル・マースデン著「露西亜に於ける猶太人半血猶太人、改宗猶太人」にも、
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先日、予告いたしました新刊本がついに発売されました。全国一般書店にて好評発売中!

「孫の二乗の法則 孫正義の成功哲学」(PHP文庫)
板垣英憲著(←amazonへジャンプします)
ソフトバンクを3兆円企業に育て上げた稀代の起業家・孫正義。その成功の原動力となったのが、自らの人生・経営哲学を「25文字」の漢字に集約した「孫の二乗の法則」である。これを片時も忘れないことで、孫は幾多の苦難を乗り越えてきた。では、私たちが自分の仕事や人生に活用するにはどうすればいいか。その秘訣を本書では伝授する。「孫の二乗の法則」を本格的に解説した唯一の書、待望の文庫化!(本書カバーより)
何しろ、演出家が胡散臭い仙谷由人官房副長官とあって、面白くも何ともない。主役が野田佳彦財務相と聞いて、思わず噴飯してしまうというものだ。
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阿波屋・由兵衛は、野田下総守を「老中」に押し上げて、美味しい思いをしようと企んでいる。だからなおさら胡散臭い。工作資金を子飼いのやはり悪徳商人で、いまや奥向きの茶坊主に成り上がっている枝坊からせびり取ろうとしている。だが、頭は坊主でも、頭(ず)が高くなっている枝坊は、阿波屋・由兵衛の無心は、ほとんど無視の姿勢だ。このため、阿波屋・由兵衛のイラ立ちは募るばかりだ。
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上杉隆氏の言う通りである。菅直人政権の下で重要ポストをあてがわれて、政権を支えてきた連中が、菅直人首相に見切りをつけて、ボロ船から総脱出して、新しい「主君」を担ぎ上げようとするのは、いかにも浅ましい。全員政権から離れて、蟄居謹慎するか、最悪の場合、三条河原で斬首される運命にあるはずのである。それなのに、今度は、いまの「主君」を早々に裏切り、まだ、「主君」がいるというのに、新しい「主君」を担ぎ上げて、自らの栄耀栄華を楽しもうとは、何という連中だ。こんな輩に政権を任せようと思う者がいるとしたら、日本はもう本当にお終いだ。
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―小沢一郎対自・社連合、利権の構図―
小沢の命運を握る建設利権の実態
こうした選挙区内のゼネコンとの付き合いについて、小沢一郎は、金庫番で、腹心の元秘書が、平成五年十二月二十七日に急死した直後、岩手日報が行なったインタビューのなかで、ゼネコンとの関係について、「選挙の応援を受けたり、資金提供を受けてなぜ悪いか」と答えている。
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前回からの続き
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