嫌な予感が当ってしまった。松岡利勝前農水相の自殺(5月28日)てある。十日前の18日に熊本の選挙区で私設秘書のような肩書きを振り撒いていた同級生が自殺しており、これに追い討ちをかけるように独立行政法人「緑資源機構」をめぐる談合事件の捜査が急展開し始めていた。「農林族」のボスが、談合事件と深くかかわっていたと東京地検特捜部が狙いを定めているのは、明らかであった。特捜部から「お話を聞きたい」とアプロ―チがあったと見るのは、「事件記者」なら当然想定の範囲内である。
それにしても、安倍首相のこのごろの「強き姿勢」が、裏目に出た。もっと早く、「トカゲの尻尾切り」をしておれば、よかった。安倍首相にして見れば、「裏目」が「恨めしい」限りであろう。
小沢民主党は、「農水利権」をターゲットにして攻撃してきた結果、「兜首」を取ったのも同然で、利権争奪戦の凄まじさを見せ付けた。民主党は、自殺によって「証拠隠滅」(死人に口なし)を図った松岡前農水相の無責任さと、自殺に追い込んだ「黒幕」に対する追及の手を緩めてはならない。また自民党は、まさに「腐敗の極み」である。松岡利勝前農水相の自殺は、自民党腐敗政治の象徴だ。
安倍首相―森喜朗元首相―青木幹雄参議院自民党会長―景山俊太郎参議院議員―松岡利勝前農水相(息子と景山参議院議員の娘が結婚)という人間関係のなかで、「「緑資源機構」をめぐる談合事件が起きたことに注目する必要がある。
民主党は、「年金問題」もさることながら、「腐敗し切った自民党」という1点に絞り、「政権交代」を訴えて7月の参議院議員選挙を戦う絶好のチャンス、「総攻撃開始!」である。

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それにしても、安倍首相のこのごろの「強き姿勢」が、裏目に出た。もっと早く、「トカゲの尻尾切り」をしておれば、よかった。安倍首相にして見れば、「裏目」が「恨めしい」限りであろう。
小沢民主党は、「農水利権」をターゲットにして攻撃してきた結果、「兜首」を取ったのも同然で、利権争奪戦の凄まじさを見せ付けた。民主党は、自殺によって「証拠隠滅」(死人に口なし)を図った松岡前農水相の無責任さと、自殺に追い込んだ「黒幕」に対する追及の手を緩めてはならない。また自民党は、まさに「腐敗の極み」である。松岡利勝前農水相の自殺は、自民党腐敗政治の象徴だ。
安倍首相―森喜朗元首相―青木幹雄参議院自民党会長―景山俊太郎参議院議員―松岡利勝前農水相(息子と景山参議院議員の娘が結婚)という人間関係のなかで、「「緑資源機構」をめぐる談合事件が起きたことに注目する必要がある。
民主党は、「年金問題」もさることながら、「腐敗し切った自民党」という1点に絞り、「政権交代」を訴えて7月の参議院議員選挙を戦う絶好のチャンス、「総攻撃開始!」である。

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