一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1291   暫くは蓮一面に身を包む   鞠

2014年08月06日 | 

(しばらくは はすいちめんに 身をつつむ)

 この句は、意味はよく分かるが、「てにをは」がおかしいのではないか。つまり「蓮一面に」の「に」と「身を包む」の「を」である。そこで

蓮一面暫くは身を包みけり→

一面の蓮暫くは身を包む→

一面の蓮にしばらく包まるる

こう変えてみて、分かった。「てにをは」ではなく、問題は「包む」であった。「身を」はいらない。

暫くは蓮一面に包まるる 

ベゴニア

 

コメント
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