一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1297   胡瓜捥ぐ僕の地球に朝が来て

2014年08月18日 | 

(キュウリもぐ ぼくのちきゅうに あさがきて) 

 スーパーの園芸売り場で、何気なく胡瓜と茄子とミニトマトの苗を買ってしまった。今考えると、余りにも元気な苗で、買ってくれと言わんばかりに思えたのである。たった、二株づづである。ついでに、小松菜の種も。

 草ぼうぼうの庭の隅に、畳1畳ほど開墾して、苗を植え、種を蒔いた。太陽と水さえあれば、放っておいても結構簡単に育つものなんだね。

 そう言えば以前、友人に誘われて、伊予の福岡正信氏を訪ねたことがあったっけ。彼は、無耕起、無農薬、無除草,無化学肥料の自然農法を提唱していた。30年ほど前のことである。それ以来、農業という神聖な職業には手を出さずじまいだったが、さすがにこの年になって、そういうこだわりを捨てられたのは、実に喜ぶべきことだ。

 焼き物は決して育たないが、野菜は放って置いても育つ。

キンミズヒキ(金水引)

コメント (2)
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