一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1234   電線に今日も帰燕の増ゆるかな

2014年08月14日 | 

(でんせんに きょうもきえんの ふゆるかな) 

  テニスの後、友人宅の庭で西瓜を御馳走になった。ふと目を遊ばせると、4本の電線に数十羽の燕が一斉にこちらを向いていた。

「あの燕たち、西瓜を食べたいんでしょうかねえ、そんな風に見えるけど」すると主人曰く「毎年、あの電線に何百羽もの燕が止まるんですよ。でも、最近は年ごとに数が減ってゆくような気がするんです」

  いづれにしても、この数十年の日本における燕の住宅事情が、良くなっているとは決して言えない。人間とかかわりの深い雀も相当減っているとか。

キョウチクトウ(夾竹桃)

コメント
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