一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1289   あの夜も海を照らして遠花火  沙会

2014年08月04日 | 

 真鶴半島の知人の家からは、湯河原、熱海、伊東、初島が一望である。当然、この時期は花火大会がかなりあるから、海越しに遠花火を見ることができる。

 半島の先端の三石は、恋人たちの逢引に絶好の景勝地。花火の夜ともなれば、きっと賑わっているに違いない。「あの夜」などという思わせぶりなこの句から、私も遠い日の「あの夜」を思い出してしまった。

 

 

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