第3回漢字音符研究会のお知らせ
日 時 2017年5月13日(土) 10時30分~12時
会 場 喫茶ほっとはあと 京都市中京区西大路御池北西角 地下鉄東西線「西大路御池」下車すぐ
http://www.kyoto-hotheart.jp/cafe/shops/oike/
講 師 山本康喬氏 『漢字音符字典』著者・漢字教育士
テーマ 六書(象形・指示・会意・形声・仮借・転注)と音符の関係
私は漢字を音符で分類して、漢字の持つ問題点(すなわちその習得が大変困難である事)を解決する方法を開発したいと考えて活動しています。
漢字そのものを分類するものとして六書があります。六書とは、象形・指示・会意・形声・仮借・転注で、漢字の成り立ちの原理です。一方、私が漢字習得に役立つものとして提唱する音符は、六書とは別の系列の原理です。
音符とは何なのか、どこからきたのか、どのくらいの数の音符があるのか。などを六書とのかかわりの中で説明してその本質に迫りたいと思います。ただし音符についての資料文献が少ないので十分な調査ができるかどうか、がんばります。
参加費 300円(資料代を含む) ※飲み物は各自、別途注文してください。
参加申込 コピー資料作成の都合がありますので、事前に下記へお申し込みください。
電話 072-627-0271(石沢誠司)
メール seijiishizawa@yahoo.co.jp
第4回予定
日 時 2017年7月8日(土) 10時30分~12時
会 場 喫茶ほっとはあと 京都市中京区西大路御池北西角 地下鉄東西線「西大路御池」下車すぐ
講 師 石沢誠司氏 ブログ「漢字の音符」編集者
テーマ 部首と音符の関係について
音符を簡単に説明する方法として「部首(偏など)を除いた残りの部分(旁つくりなど)が音符であることが多い」という言い方をします。この説明は多くの音符に当てはまります。ほとんどの音符が部首と組み合わさって形声文字、また会意文字を作るのが代表的な形です。
しかし、音符と部首の関係を見てゆくと、(1)部首となる漢字も音符になったり、(2)音符にも必ず部首があるという関係があることが分かります。たとえば、部首となる山サン・センには、仙セン、疝セン・サンなど山が音符となる字があります。山本康喬編著『漢字音符字典』には、部首となる音符は横に印がついていますが、それを数えると166字になります。部首は約220ありますので、部首の75%が音符にもなっているわけです。
また、音符にはかならず部首があります。これは、すべての漢字をいずれかの部首に組み込んでいるからです。このため多くの音符が、部首=意符とは無縁の肩身の狭い部首に押し込まれていますが、この点についても触れたいと思います。
日 時 2017年5月13日(土) 10時30分~12時
会 場 喫茶ほっとはあと 京都市中京区西大路御池北西角 地下鉄東西線「西大路御池」下車すぐ
http://www.kyoto-hotheart.jp/cafe/shops/oike/
講 師 山本康喬氏 『漢字音符字典』著者・漢字教育士
テーマ 六書(象形・指示・会意・形声・仮借・転注)と音符の関係
私は漢字を音符で分類して、漢字の持つ問題点(すなわちその習得が大変困難である事)を解決する方法を開発したいと考えて活動しています。
漢字そのものを分類するものとして六書があります。六書とは、象形・指示・会意・形声・仮借・転注で、漢字の成り立ちの原理です。一方、私が漢字習得に役立つものとして提唱する音符は、六書とは別の系列の原理です。
音符とは何なのか、どこからきたのか、どのくらいの数の音符があるのか。などを六書とのかかわりの中で説明してその本質に迫りたいと思います。ただし音符についての資料文献が少ないので十分な調査ができるかどうか、がんばります。
参加費 300円(資料代を含む) ※飲み物は各自、別途注文してください。
参加申込 コピー資料作成の都合がありますので、事前に下記へお申し込みください。
電話 072-627-0271(石沢誠司)
メール seijiishizawa@yahoo.co.jp
第4回予定
日 時 2017年7月8日(土) 10時30分~12時
会 場 喫茶ほっとはあと 京都市中京区西大路御池北西角 地下鉄東西線「西大路御池」下車すぐ
講 師 石沢誠司氏 ブログ「漢字の音符」編集者
テーマ 部首と音符の関係について
音符を簡単に説明する方法として「部首(偏など)を除いた残りの部分(旁つくりなど)が音符であることが多い」という言い方をします。この説明は多くの音符に当てはまります。ほとんどの音符が部首と組み合わさって形声文字、また会意文字を作るのが代表的な形です。
しかし、音符と部首の関係を見てゆくと、(1)部首となる漢字も音符になったり、(2)音符にも必ず部首があるという関係があることが分かります。たとえば、部首となる山サン・センには、仙セン、疝セン・サンなど山が音符となる字があります。山本康喬編著『漢字音符字典』には、部首となる音符は横に印がついていますが、それを数えると166字になります。部首は約220ありますので、部首の75%が音符にもなっているわけです。
また、音符にはかならず部首があります。これは、すべての漢字をいずれかの部首に組み込んでいるからです。このため多くの音符が、部首=意符とは無縁の肩身の狭い部首に押し込まれていますが、この点についても触れたいと思います。