鬥 トウ・たたかう 鬥たたかいがまえ
解字 甲骨文は髪を振り乱した二人の人が手を出し合って闘うさま。篆文は向き合う二人(略体)の間に二つの手を入れたかたち。現代字は、向かい合う人⇒タテの二線、二つの手⇒王王に変化した鬥になった。意味は二人の人が、たたかうこと。
意味 たたかう(鬥う)。向かい合ってたたかう。あらそう。
参考 鬥トウは部首「鬥たたかいがまえ」となる。文字の構えとなり、たたかう意味を表す。主な字は以下のとおり。
鬨コウ・とき(鬥+音符「共キョウ」
鬮キュウ・くじ(鬥+音符「龜キ・キュウ」)
イメージ
「たたかう・あらそう」 (鬥・鬧・鬪)
音の変化 トウ:鬥・鬪 ドウ:鬧
たたかう・あらそう
鬧[閙] ドウ・さわぐ・さわがしい 鬥たたかいがまえ
解字 「市(いちば)+鬥(たたかう・あらそう)」の会意形声。市場で人々があらそって買い物をする様子。鬥は部首になり、また音符となっている。閙ドウは鬥を門に変えた異体字。
意味 さわぐ(鬧ぐ)。さわがしい(鬧がしい)。さわがす。「鬧熱ドウネツ」(さわがしくにぎやかで活気があること)「鬧事ドウジ」(騒動。事件を起こす)
鬪[闘] トウ・たたかう 鬥たたかいがまえ
解字 「鬥(たたかう・あらそう)+豆(トウ)+寸」 の形声。鬥は二人がたたかう意。「豆(トウ)+寸」は、たかつきを持つ形だが発音だけ表わし、意味は鬥トウ(二人がたたかう姿)が示している。鬥は部首になり、また豆とともに音符ともなっている。新字体は、旧字の鬥⇒門に変わった闘になった。新字体は音符「豆トウ」に収録している。
意味 (1)たたかう(鬪う)。あらそう。「鬪争トウソウ」(=闘争)「鬪志トウシ」(=闘志) (2)たたかわせる。「鬪犬トウケン」(=闘犬)「鬪牛トウギュウ」(=闘牛)
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。
解字 甲骨文は髪を振り乱した二人の人が手を出し合って闘うさま。篆文は向き合う二人(略体)の間に二つの手を入れたかたち。現代字は、向かい合う人⇒タテの二線、二つの手⇒王王に変化した鬥になった。意味は二人の人が、たたかうこと。
意味 たたかう(鬥う)。向かい合ってたたかう。あらそう。
参考 鬥トウは部首「鬥たたかいがまえ」となる。文字の構えとなり、たたかう意味を表す。主な字は以下のとおり。
鬨コウ・とき(鬥+音符「共キョウ」
鬮キュウ・くじ(鬥+音符「龜キ・キュウ」)
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「たたかう・あらそう」 (鬥・鬧・鬪)
音の変化 トウ:鬥・鬪 ドウ:鬧
たたかう・あらそう
鬧[閙] ドウ・さわぐ・さわがしい 鬥たたかいがまえ
解字 「市(いちば)+鬥(たたかう・あらそう)」の会意形声。市場で人々があらそって買い物をする様子。鬥は部首になり、また音符となっている。閙ドウは鬥を門に変えた異体字。
意味 さわぐ(鬧ぐ)。さわがしい(鬧がしい)。さわがす。「鬧熱ドウネツ」(さわがしくにぎやかで活気があること)「鬧事ドウジ」(騒動。事件を起こす)
鬪[闘] トウ・たたかう 鬥たたかいがまえ
解字 「鬥(たたかう・あらそう)+豆(トウ)+寸」 の形声。鬥は二人がたたかう意。「豆(トウ)+寸」は、たかつきを持つ形だが発音だけ表わし、意味は鬥トウ(二人がたたかう姿)が示している。鬥は部首になり、また豆とともに音符ともなっている。新字体は、旧字の鬥⇒門に変わった闘になった。新字体は音符「豆トウ」に収録している。
意味 (1)たたかう(鬪う)。あらそう。「鬪争トウソウ」(=闘争)「鬪志トウシ」(=闘志) (2)たたかわせる。「鬪犬トウケン」(=闘犬)「鬪牛トウギュウ」(=闘牛)
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