函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

麒麟がくる、仏の沙汰も金次第!!

2020-11-16 | 歴史

金ヶ崎での敗戦から二か月

命からがら越前から逃げ帰った信長軍ですが、

直ぐに反撃の開始です 

朝倉攻めで失った鉄砲も何とか調達しました

が、北部の越前や若狭は朝倉が抑え、西部に

は比叡山

ゲリラ戦をしていた六角親子も味方につけた

浅井も準備万端 

信長も迂闊には攻められない状況です 

姉川の戦いですが、最近の説では、長政があ

と一歩のところまで信長軍を追い詰めたとも

言われています 

この時点では互角、もしくは浅井軍が優勢だ

った可能性すらあるのです 

織田軍にとっては唯一、秀吉の調略によって

小谷城の対岸に位置する横山城を押さえたの

が大きかったですね 

四六時中小谷城を監視出来るのですから、戦

略的には大きなアドバンテージを得た事にな

ります 

姉川の戦いは勝ったのか?負けたのか?も微

妙なところです 

これ以降、浅井を攻め滅ぼすのに三年も掛か

ったのですから姉川の戦いは引き分けと言っ

ても良いのかも知れません。 

何れにしても… 

浅井が三年も抵抗できたのは比叡山のお陰で

 

そういう意味では、比叡山の焼き討ちは避け

て通れなかったのかも知れません 

 

「何故?比叡山は朝倉をかくまう。浅井も何

故?この戦に関わろうとする?」 

光秀に疑問をぶつける信長に対し、「信長様

は叡山から多くを奪い、浅井朝倉は多くを与

える。」からだと答える光秀。 

「つまるところ金では御座いませんか。」と… 

仏の沙汰も金次第と言う事でしょうか?

いつの時代も変わらない様ですね

 

 


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