函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

麒麟がくる、命の恩人・朽木元網!!

2020-11-09 | 歴史

信長絶体絶命のピンチ、金ケ崎の退き口 

殿を務めたのは秀吉と光秀、池田勝正だ

と言われています 

秀吉の活躍ばかりが目に付きますが、光

秀も同等の働きをしていた筈。 

光秀が山崎の合戦で秀吉に負けた為に、

金ケ崎での活躍を消された感じがします 

歴史は勝者が作るものなので仕方ありま

せんが…

 

もう一人、信長の退去を助けた人物が…

松永久秀 

京を目指す信長は朽木元網の勢力圏を通

らなければなりません。 

朽木氏は浅井氏に従属していました。 

浅井・朝倉軍につくのが自然ですが、将

軍の奉公衆としての立場から義昭を庇護

する信長は味方と言う事にもなります 

本人は自覚がなかったかも知れませんが、

この時、間違いなく朽木元網は信長の運

命握っていたのです

信長の命の恩人と言ってもいいかも

関ケ原の戦いで小早川秀秋に呼応して西

軍を裏切った人物と同じだとは思われま

せんね

そんな朽木元網を説得したのが松永久秀

です 

久秀は武力だけではなく、かなり弁も立

ったとも言われています。 

胡散臭さ満載の松永久秀に運命を託した

長も大した決断力ですね 

毒を以て毒を制すといったところでしょ

うか??

時間に迫られる中、熟慮して結論を出す

事など出来ません。 

一瞬の判断だったのでしょうか?? 

信長の強運と瞬間の決断力には驚きです 

松永久秀も信長の人知を超えた人物像に

魅せられていた一人ではなかったのでし

ょうか? 

 

ところで 

何故?浅井長政は信長に反旗を翻したの

でしょうか

定説では… 

朝倉との長年の誼の為だとか、朝倉を攻

める時は了解を得る 約束を信長が反故に

したとか、長政は反対したが、父・久政

が強引に決めたとか、どれも説得力に欠

ける気がします 

浅井長政にしてみれば、千載一遇のチャ

ンスが目の前にぶら下がっているのです 

本能寺の変の光秀にも共通したものを感

じますか、武人として生まれてきたから

には見逃す筈がありません。 

 このチャンスをみすみす見逃せば一生に

悔いが残ります 

織田軍を背後から攻めたのは、勝利の確

信があり、信長に替わり天下(畿内)を手中

に出来ると思ったに違いありません 

そういう意味で、長政が信長に反旗を翻

したのは偶然ではなく必然だと言えます。 

  

「争いごとの無い、戦の無い世の中を作

る。その為に戦うのだ。」と家康。 

光秀も家康の言葉に共感していた様です

 

「戦の無い世を作る為に、今は戦いをせ

ねばならぬ時。今は戦いを重ねるしかな

い。」と悟りを開いた光秀。 

麒麟がくるのはまたまだ先の様ですが…

 

 


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