函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

最近思う事!!

2010-05-20 | Weblog
今週は葬式続き、友人のお母さん(84歳)、従姉のご主人(55歳)と
立て続けに二件。
偶然にも同じ葬儀場でした。

人はいつか死ぬ、頭では分かっていても現実に自分に関わりの有
った人の死を目の前にすると悲しみが込み上げてきます。
自分自身、父親が51歳で他界しているせいか70歳を過ぎた方の葬
儀に参列しても自然に受け止められるのですが、流石に55歳は早
い気がします。
自分の年齢と近いせいもあるのでしょうね。

『人間五十年、下天のうちを比ぶれば夢幻の如くなり。一度生を
享け、滅せぬもののあるべきか。』
織田信長など戦国武将が好んで舞った有名な敦盛の一節です。

どんな人間でも、この世に生れて死をむかえない人はいません。
当たり前と言えば当たり前ですが、何の為に生れて来たのだろう
かとふと思う事があります。
おそらく僕だけではない筈です。
考えれば考えるほど哲学・宗教の世界に入り込みそうで、凡人の
僕には訳が分からなくなり途中で思考を止めてしまうのですが…

敦盛の前文に
『思へばこの世は常の住み家にあらず。草葉に置く白露、水に宿
る月よりなほあやし。きんこくに花を詠じ、栄花は先つて無常の
風に誘はるる。南楼の月を弄ぶ輩も月に先つて有為の雲にかくれ
り。』 とあります。

人の一生とは長そう見えて短いものなのでしょうね??
葉に落ちている露や水溜りに映っている月の様に儚いものなのか
も知れません。

ここ三年で男女問わず同期の人が六人も亡くなっています。
五十年ちょっとの人生でしたが、それぞれ有意義な人生を送った
のだと思う事にしています。
有意義な人生は長生きしたから得られるものではないと思うから
です。

友人のお母さん、従姉のご主人、同期生の皆に

合掌!!
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