函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

『コレデオシマイ』!!

2010-04-26 | 歴史
勝鱗太郎を演じている武田鉄矢、どうも金八先生とだぶって
見えて仕方がありません
僕だけでしょうか??
写真で見る勝よりかなり老けているのも気になります

勝海舟、れっきとした旗本ですが小普請組41石とかなり下級
の旗本だったようです。
龍馬と同じ様に若い時は剣術修行に明け暮れていたといいま

直心影流の免許皆伝といいますからかなりの腕前だったので
しょうね
この点でも龍馬と似たものを感じます

その勝が龍馬に見せた咸臨丸、あまりの大きさに『黒船じゃ
~』と絶叫しはしゃぎまわる龍馬
欲しくて仕方のない玩具をようやく手に入れた子供のようで
すね

この時の咸臨丸、実は修好通商条約の批准の為の特使を乗せ
た米国船・ボーハタン号の護衛目的という名目で渡米したの
です
勿論、単に護衛だけの為にアメリカまで行ったのではない事
は乗船員を見ても明らかです

咸臨丸には勝海舟の他に福澤諭吉・ジョン万次郎なども乗船
していました。
それにもう一人、アメリカ海軍のブルック大尉も同乗してい
たのです
先週のドラマでは『日本人が初めて成し遂げた快挙』と勝が
言っていましたが、どうやらブルックがいなければ無時にア
メリカには到着出来なかったようです
勿論、帰国する時は日本人だけだったので『日本人が初めて
成し遂げた快挙』と言うのも満更間違いではありませんが…

ところで
江戸城無血開城をはじめ勝の残した功績は多大なものがあり
ますが、僕は勝の臨終の言葉が一番好きです
勝の最後の言葉『コレデオシマイ』、勝ならではの言い回し
ですよね。
十分成し遂げたからこそ言える言葉です
幕末の動乱期にあってしかも体制側に属し改革を実践した勝。
幾度の挫折を乗り越え全く違った体制を築きあげるのは並大
抵の事ではありません
勝がいなければ幕末の歴史はかなり違ったものになった筈で
す。
近代日本へ導いた英雄の一人に間違いありませんね

来週はいよいよ妖怪・容堂が動き出すようです
武市半平太も風前の灯です
攘夷の為と称し敵対する人物を殺し続けた半平太。
因果応報、今度は自分に刃を向けられる時が来たのです



サポグラ 4月号 のCMです






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