函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

幻の武田幕府・痛恨の12年!!

2007-09-30 | 歴史
いよいよ、毘沙門天の化身、軍神上杉景虎の
初めての本格的な戦への登場です
出陣にあたって、景虎の願文に聞き入る家臣
の表情は一点の曇りもありません
これだけ短期間で家臣の心を掴むとは天性の
能力を感じますよね

武田と上杉の軍師、勘助と宇佐美の知恵比べ、
実戦もさることながら中々迫力ありました
お互いに裏の裏を読もうとするのは、実戦よりも
臨場感があります

三国志の『蜀・諸葛孔明』、『魏・司馬仲達』の
知恵比べを見る思いで、暫く振りにわくわくしな
がら見ていました

晴信の撤退命令に従わず篭城する諸角、死に場所
を求めていたとしか思われません
しかし、無骨者の諸角の篭城が意外な結果を齎す
とは、皮肉なものですね
二人の軍師の頭脳を、実直な武将の心が惑わすの
ですから分からないものですね
宇佐美でさえ勘助の策略だと勘違いしましたよね??
夜襲をかけて挟み撃ちにするのが武田の作戦だと…

晴信の命令に従わなかった諸角に対する軍法会議。
70過ぎの老将に対する晴信の思いやりには心を打つ
ものがありました
それにしても、老将でも使い道を考えるとは晴信
の器も大きくなりましたね

今日の主演男優賞のガクト謙信、中々の迫力ありま
したよね
晴信、景虎、どちらが主役か分からなくなりました
画面に映る存在感は、今日のところ景虎に軍配が
上がった様な…

ところで
川中島は信濃川からの豊かな水流のお陰で当時、
屈指の穀倉地帯だった様なのです
同時に、東西南北に通じる交通の要衝でもあり、
この川中島一帯を領有出来るかどうかが、その後
の勢力地図を大きく変える事になるのです
ですから武田・上杉の両軍は必死だったと思われます
上杉からすると、川中島が武田に押さえられれば
次に越後に侵攻してくるのは火を見るより明らか
なのですから
何としても食い止めなければ、と云う意気込みは
武田をはるかに凌いでしたかも知れませんね
上杉には、村上・小笠原や武田に追われた信濃衆も
命懸けで戦いを挑んで来るのですから…

一方、武田からすると米の収穫高が格段に増え、
もし越後に進出出来れば、佐渡金山まで手に入るのです
黒川金山・中山金山に加え佐渡金山まで手に入れば
軍資金面では日本一の大名と成り得るのです
天下取りの野望持っている武田信玄にとって願って
もないチャンスですよね
食料と交通と軍資金を押さえれば天下に覇を唱える
のもそう遠くなかったはずです。

今回の川中島はあくまでも前哨戦なのですが、
十二年も川中島に釘付けだった事が、結果的に信玄
の天下取りの野望を挫いた事になるのです
もし謙信が越後に居なかったら??と考えると…
武田幕府の実現性はかなり高かったのではないで
しょうか
武田にとっては、返す返すも悔やまれる十二年なのです
もしかして???
上杉謙信にとっても、同じ事が云えるのかもしれませんが…








コメント (9)
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スプリンターズS!!

2007-09-30 | 競馬
今日の勝負レースは久し振りのGⅠ、スプリンターズSです
キーワードは『マイル』

中山の1200㍍、とてもタフなコースですよね
このコースを征服するには近走で1600㍍を経験し、
しかも勝ち負けをした馬でなければウィーナーズサークル
には立てないのです。

⑦アストンマーチャン・⑩コイウタ・⑮スズカフェニックス・⑯キングストレイル
の四頭しかいません

一見、混戦の様に見えますが、意外と『マイル』
と云うキーワードであっさり決着すると思って
いる僕なのです

大外に入って不利な様に見えますが、六ヶ月の休養
明けを一度叩いた⑯キングストレイルに食指が動くのです
大外から一気にさし切ったデュランタルと同じく、SSと
ノーザンテースと云う血統にも魅力を感じます

中山での実績が無いのが少し気になりますが
溜めて行けば必ず切れる⑮スズカフェニックスが二番手です

今日の勝負は勿論⑮⑯の馬単です
⑯→⑮を厚めに買おうと思っていますが、二頭軸の
三連複も面白そうだ
相手は調教の動きが抜群だった⑭クーヴェルチュールを加え
⑦⑩の牝馬三頭に流したい
三連単も⑮⑯→⑮⑯→⑦⑩⑭のフォーメーションです

そろそろ超万馬券が出そうな予感がしている僕なのです



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