80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

裏プロジェクト

2017-02-08 01:12:18 | 私鉄電車
こんばんは。

富士急の組み立てが始まったばかりなのにまた浮気?

いいえ、これは正規の裏プロジェクトです!(謎)


運輸省規格型電車?




スノーマット#400にプリントします。ペーパールーフの曲げを考えると薄手の#300の方がいいような気もしますが、このテの柱の細い車は強度が出せないので厚い方にしました。プリンタがだいぶ古くなってきたので精度が落ちてきました。A4サイズに2両分ケガいてプリントしているのですが、一番外側どうしで車体長を測ってみると0.5mmくらい差があります。側板下部もほんのわずかに湾曲しているようです。台形というか、極端に言うとバウムクーヘンみたいな形になっているわけです。紙送りのローラーの圧力か摩擦係数が左右で微妙に違ってきているのでしょう。今のところまだ切り抜く時のさじ加減で修正できますが、これ以上大きくなったら買い替えを検討しなければなりません。




デハ+クハの釣り掛け2連。例によって資料ほとんどナシですが楽しい塗装の電車になる予定です。完成すれば・・・ですが。(笑)




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富士急行モハ7000形の製作5

2017-02-05 14:05:15 | 私鉄電車
こんにちは。今日は久々の雨予報・・・。今はまだ曇天です。

モハ7000形は再び床下に戻り、モーターの架装準備と床下機器の取り付けを行いました。


モーター支持金具はt0.5真鍮板からの自作で、基本的な構造は市販のモーターホルダーと一緒です。出力軸側は帯板をL字形に曲げたもの2枚で固定。精度よく作れないので市販品のような「コ」の字形にはしていません。




反対側は軸受の突起にはめ込むタイプで、φ6mmの穴をあけて曲げたものです。




床下機器取付板も紙から自作。t0.5を2枚重ねています。前後端にも貼ってカプラ-やジャンパ栓の取付台座としました。いつもならプラ板を使うところですが、今回はなぜか「紙」の比率が高いです(笑)。




床下機器は手持ち品をかき集めたもの。なんとか1両分確保できました。中央の黒いものはCS5型コントローラーで、恐らく初代モハ7031が積んでいたと思われる小高製です。再び日の目を見ることになりました。旧型国電の床下は基本はあるとはいえ、製造当初からなのか後年の改造かわからない多数のバリエーションがあるので、モハ7031の実車写真をネット検索し極力近づけるようにしました。




電気側です。左端の3つの接触器箱は本当はもっと台車にかかっていると思われますが、16番と小半径運転の悲しさ、台車の回転に支障しないように主抵抗器側に寄せてあります。コントローラーから右側はMGの配置によって2つのパターンがあるようで、この車は反対側にMGを積んでいるので減流抵抗器→遮断器→何かの箱、の順番になっているようです。実は写真で見るとコントローラーと遮断器の間が真っ暗けでわからないのですが、セオリーどおりなら減流抵抗器のはずなのでそうしました。



 
空気側です。空気側といいながらMGもこちらに装備されています。このMGも初代車が使っていた小高製パーツがあったのですが、いかんせん真鍮挽物ののっぺりとしたものなので、エコー製を新調して置き換えました。小さいエアタンクはかなり下側に付くようなので、ヒノキ材で台座を作り、ぐっと下がったスタイルを表現しました。




ところでこのクルマ、床下の塗装は黒だったのでしょうかグレーだったのでしょうか。歴代の富士急車を見ると旧型更新車の3600形も含め基本はグレーのようですが、この7000形に関しては転入当初の写真というのを見たことがなく、自分で撮影したものも含め黒っぽいものが多く、文字通り“グレーゾーン”です。鉄コレはグレーなんですがどこまで信じていいものやら・・・^^;
なにかご存知でしたらご教示ください。



よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富士急行モハ7000形の製作4

2017-02-04 12:52:39 | 私鉄電車
こんにちは。

節分も過ぎ、次に気になってくるのはバレンタインデー・・・♪

ではなく花粉ブンブン飛びまくりの恐怖ですよ。今年は当たり年らしいので要警戒。個人的には鼻よりも目に来ることが多くなって、ちょっと外を歩くと目がショボショボしてきます。インフルは今のところ回避してますが、花粉症だけはどんなに頑張っても毎年襲いかかってくるので、とにかく軽症で乗り切れるように対策を頑張るのみです。皆さんもお気をつけあれ。


下回りを借り組みして床高さを確定したので再び車体の製作に戻ります。補強材は床板3mmにかさ上げ分1mmを足した4mmの位置に接着しました。




いつもどおり4面を組んでゆきます。




屋根板の幅を詰め過ぎてしまいました。側板1枚分くらいなのでパテでリカバーOKです。




むしろ問題はコチラ。屋根板の反りがひどいです。蒸気を当てて矯正できるほどヤワではなさそうなので、下側を切開して平面に戻すことにしました。




糸のこで切り始めたのですが、金属用の目が細かいのしかなく時間がかかるので、えいやっとばかりノコギリを投入! 反りが大きいので中間2か所に切れ目を入れました。



最後はパキッとかすかに音がする程度に力を加え・・・


のはずがバキッ!となりました。お約束の展開ですなぁ。




両サイドと前後端のカーブを削り出します。図面はないので寸法は目測。イメージだけで削り出すわけですがけっこう楽しい作業です。しかしこれ、切れ目を入れる前にやっとく作業でした。再び"バキッ"の恐怖と闘いながらやる作業じゃありません。はい。




車体と接着完了。経年のキットですから、やはり何らか手がかかる部分は出てきます。新品に置き換えてしまうのも一法ですが、もし修復して使えるのなら、なるべくオリジナル素材を活用したいですね。




のこぎりの切れ目はパテだけでは埋まりそうにないので厚紙を挟みました。ネコ耳状態が可愛いのでしばらくこの状態にしておきます。(!?)




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

KATOの旧国が入線

2017-02-03 01:34:50 | 大糸線方面
こんばんは。
今日というかすでに昨日ですが、予約していたブツが届きました。KATOのクモハ41+クハ55のセットです。年末に出張したときに宇部新川で105系やクモハ123を駅撮りして気分が高揚し、帰るや否やヨシャ警戒色を巻いて宇部・小野田線だ!と勢いでポチったわけです。




初期ロットからの変更点でいちばん大きいのは足回りでしょう。走りの渋かったパワトラから、両軸モーターによるノーマルな全軸駆動に変更されました。台車の中はギヤボックスでほぼ一杯ですが、密閉型のはずが、ちょいちょいギヤのお尻がはみ出しています。ホイールベースが長いからギヤが大きくなっちゃうのかな?




そして今回は、形式番号と所属表記以外のレタリングがすべて印刷済みとなりました。車体のモールドはシャープでリベット表現もすっきりしていますが、窓のアクリルパーツはやや“牛乳瓶の底”っぽい感じで厚みが強調され、初期のプラ製品のようなレトロ感が漂っています。




机に置いて愛でていると「そこは警戒色じゃなくてスカイブルーでしょ!」と誰かのささやく声が・・・。天の声には逆らえませんなぁ。97%くらいの確率で大糸線のクモハ60+クハ55に化けると思います。




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富士急行モハ7000形の製作3

2017-02-01 23:53:47 | 私鉄電車
こんばんは。車体の補強材の高さを決めるため、下回りを少しだけ組むことにしました。


7000形はM+T2両編成なので、片軸モーターを使った片台車駆動として、17m級の短い車体からくるドライブシャフトまわりの窮屈さを少しでも緩和するようにします。ベースが旧国なので車輪径は910mm(1/80で11.5mm)で、金属床板でないと床下のクリアランスがきついのですが、床下面を車体裾より1mm高くなるように取り付けることにして、床板はキット付属の木製床板を使用することにしました。

それでもMPギヤの頭が接触するため、元々開いているモーター穴を使ってこれを逃げ、t0.8mm真鍮板から切り出した自家製ボルスターを橋渡ししてここに台車を取り付けるようにします。なお台車は日光モデルのDT11を使用し、動力台車側のみMPボルスターに交換しておきます。




一方、付随台車側はオリジナルのボルスターのままとし、たまたまストックのあったフジモデルの「カトー台車マクラバリ(アダチ製ボギー車用)」という厚さが2mmくらいの芯皿パーツを挟み、通常の段付きセンターピンで固定することにしました。




横から見るとこんな感じで、床板と車輪のクリアランスも十分取れています。




モーターは秋葉原で買い求めたFK-135SHなる型番のバルク品を使い、エンドウのユニバーサルジョイントを介して台車を駆動します。写真では床上に所狭しと並んでいるパーツはすべて床下に収納します(笑)。モーターはEN-22より小さく、床板も少し上に付くことになるため、モーター上面が床面とほぼツライチになるようにマウントできるのではないかと期待しています。





よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする