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80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

2016年上期はこれでいこう♪

2015-12-27 02:55:56 | 中央東線方面
こんばんは。

暖冬のせいか例年と比べると浮気虫の活動が活発のようです。正月休みを前にモゾモゾと・・・



サンタさん(だと思う)からのプレゼント♪ カステラでしょうか?(笑)




ジャン! なろはねテーン!!




自腹でブラスキットを買うなど非常に珍しいこと。この期に及んで何が始まるのかというと、この長期仕掛品のEF13と、これも進展が止まって久しいマヌ34を再び工作台に乗せるために、わざわざ1列車を仕立てようという目論見です。目指すは昭和33年10月改正で登場した「準急アルプス」409・410列車。スニ+ナロハネ+オロ+3等座席車×5両という陣容です。
2016年上期は、すでにキックオフ済みの阪急2000系とこの準急アルプスを並行して製作していこうという高い目標を立てたわけですが、果たしてテンションはどこまで維持できるでしょうか??




座席車は軽量ナハ10系×3両とオハ46×2両を予定。古いナカセイのプラキットを組んだナハフ11が1両あるので、これを見栄え良く整備して組み込みたいと思います。




ナロハネを除く残りのクルマはすべてスクラッチでいきます。まず簡単そうなオハ46を年内にハコにすべく作業開始。ストックしている屋根板がついに長期保管に耐えきれず反ってきてしまっているのでペーパールーフとしました。ちなみに、たまたま見つけた記事の編成記録によると、オハ46は鋼板屋根の新製車ではなくスハ43からの編入車が使われていたようなので、KATOのスハ43(原形)をモデルにしながらそっくりに作ることにします。



まず、屋根を含む車体の展開寸法を求めるための断面型紙を作ります。屋根Rがわかる図面がなかったのでKATOのスハ43の屋根を採寸し、ペーパーの切れ端で作ったR=35mmの即席コンパスで屋根Rをケガキます。




続いてシャープペンの代わりにカッターを差し込んで大きなRをカット。肩の小さいRはケガキ線に沿ってフリーハンドで少しずつ角を落として仕上げました。




続いて断面型紙周囲に紙帯を巻きつけて展開寸法を求めます。側板厚約0.5mmの条件のもとでは展開寸法は96.5mmとなりました。




今回は両数も少ないので2両分を手でケガきました。紙はスノーマットを使用。




1両ずつ切り離し、いったんコの字型に曲げて屋根の曲げ癖をつけてから戻し窓を抜きます。シルヘッダー付の車両はカッターが多少オーバーランしても隠せるので一気にザクザク・・・。。といけばよかったのですが、1両抜いたら腕が痛くなって早々にギブアップしました。(汗)





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クモハ40077を本物に近づける

2015-12-25 03:38:36 | 大糸線方面
メリークリスマス♪

お目覚めの皆さま、靴下の中に欲しかったあのカマ、あの電車がすっぽり入っていましたか?(笑)

めでたくサンタからのプレゼントをGETされた方、勢いでポチってしまったブツをサンタならぬ宅配のお兄さんから受け取った方、いずれにせよ、戦利品GETおめでとうございます!


というわけで、2015年のクリスマスも相変わらず仕掛品製造に精を出している管理人でありますが、こんどはスカイブルーの電車に手を出し始めました。


こちらはクリスマスプレゼントではありません。もうだいぶ昔にKATOのクモハ40をスカイブルーに塗り替え、大糸線タイプとしたものです。大糸線長キマ区には実際にクモハ40077という車両が配置されていましたが、実車はドア窓の中桟がないタイプだったので、色を塗り替えただけではダウトなんですね。これに手を加え、より実車に近づけようというプロジェクトです。




客ドアはKSモデルのストック品があるのでこれに交換します。ただ、プラスチック車体は厚みがあるため、ドアをくり抜いた跡に、同じ大きさにカットしたドアをうまくはめ込む必要があります。




ブラス工作用のツールがあまり揃っていない当鉄道では、通常こういう作業をする場合、ペンチで挟んだり指で押さえたりしながら糸鋸でカットしていくことになるのですが、最近はブラス工作も少しずつ手がけるようになってきたので、万力(ベンチバイス)を導入することにしました。

いろいろ通販サイトを探して、模型工作に適当な大きさで値段も手ごろな「コンパクトバイス」を注文しました。ところが驚いたことに、天皇誕生日の23日の昼ごろにオーダーしたものが、翌24日の午前10時前に届いたのです。運送会社はいろいろ話題になることが多いS社でしたが、出荷地が大阪尼崎にある販売者の物流センターとなっていることから、思うに、尼崎を夕方に発ち、安治川口駅からこちらの方がよく朝練で撮っているスーパーレールカーゴに載せられて東海道をビューンと駆け抜け、夜明け前に東京貨物ターミナルへ着いたのではないかと思われます。まあ実際はトラックで運ばれたのかも知れませんが、業者でもないのに休日に注文したものが翌朝に届く・・・。なるほどポチポチする人が増えるわけですね。(笑)




作業のイメージはこんな感じでしょうか。本当は90度寝かせて真上から切りたいのですが、しっかり位置決めすればあとはバイスの口に沿って切るだけなので、この形でも問題ないでしょう。




改造箇所はドアだけではありません。表面処理をせずに塗装したため、軟質プラでできた手すりの塗料がごっそり剥げ落ちてしまったので、これらを真鍮線で作り直そうと思います。さらにデフロスターなどのディティール小物も追加する予定です。




あとは走りの渋いトラクションモーター(ギクシャク感多め)をどうするかで、集電対策を少し頑張ってみるか、それでもだめならトレーラーにしてしまおうと思います。



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横浜夜景

2015-12-20 23:41:47 | 私鉄電車
こんばんは。

土曜の夜に横浜市内某所で開催された模型仲間の忘年会に参加してきました。天気がよかったので少し市内をぶらついてから店へ向かおうと思っていたところ、なんだかんだで出発が遅くなり、元町・中華街駅に着いたのは、いいかげん日が傾いてしまった午後4時半。期せずして、ライトアップとクリスマス・イルミネーションを眺めながらのプチ散歩と相成りました。

どうでもいいことですが「横浜夜景」を変換するのに「横浜家系」を経由するのはやめてほしい。。(笑)


港の見える丘公園の展望台から見る横浜港とベイブリッジ。この時点ではまだ少し明るさがありました。こうしてみると、港には違いありませんが“港湾施設”の見える丘的な感じは否めませんね。カメラをもう少し右へ振るとガントリークレーンが林立しています。




左へ目を転ずるとマリンタワー、山下ふ頭、みなとみらい方面が見渡せます。




続いて公園を背にして山手駅方面へ向かいます。外国人墓地はすでに鎖錠されていて入れませんが、墓地越しにランドマークタワーが夕闇に浮かび上がっていました。その名のとおり、どこから見てもすぐにわかる横浜のランドマークですね。




墓地を右手に見ながら歩いてゆくと、ひときわ明るくライトアップされた洋館、レストラン&カフェの「山手十番館」が目に入ります。土曜の夕刻とあってディナーの予約客が続々と入店していました。




さらに進むんだところにある横浜山手聖公会。奇麗にライトアップされた姿を月とともに。




こちらも素敵です。「えの木てい本店」というカフェとのこと。ケーキがおいしいそうですよ。




広い前庭がある「べーリック・ホール」。横浜市が管理している洋館とのことです。




すっかり日が落ちた夜空にそびえる「末日聖徒イエス・キリスト教会山手ワード」の尖塔。




プチ散策の終点はカトリック山手教会。このあたりまで来ると周辺は住宅地で、ぐっと人通りが少なくなります。




ということで、このあとは中華料理店で賑やかな宴を楽しみました。



模型の方は自由形の組み立てが少しだけ進みました。A車に内貼りと補強材を貼ったところ。縦方向の反り防止と補強のため、両サイドとも、中央と後ろドアの脇の2ヶ所に、2mm幅に切った紙片を貼り込んであります。




クロスシート車なので連結面妻板に窓はなくのっぺらぼう。




前頭部側には乗務員室仕切板を入れました。さて、どんな顔にしましょうか。。





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自由形電車も作ることになりまして

2015-12-19 14:56:02 | 私鉄電車
こんにちは。

今日の東京地方、天気はいいですが、風が強く体感温度はとても寒く感じられます。


さて、阪急に着工したとたん、ひょんなことから自由形電車の製造も開始してしまいました。ベースは以前に「正体不明・・・地鉄ライク?なひらき」でご紹介した仕掛品です。17m級の2扉車で、実物換算1300幅のワイドな窓をもつロマンスカースタイルが特徴。2両ともほぼ同型ですが、乗務員扉の後ろの窓が少し違っていて、仮に上側をA車、下側をB車とすると、A車は参照記事の表題にもなっているように富山地鉄クハ170形のような小窓と戸袋窓が並んでします。いかにも中間車を改造しましたといった窓割。一方のB車は大きな戸袋窓だけになっています。風が通らず夏は暑そうですね。。




まずは大時代的なRの大きな戸袋窓や、ドア上部を丸刀で修正していきます。小窓も少しスリムすぎるので0.5mm広げました。




B車についてはHゴム窓だけではあまりカッコよくないので、A車と同じ窓割に修正することにして車端部をばっさりカット。




新たに作り直したのはいいけど、1枚はケガキ線を間違えて高さが1mm足りませんでした~(泣)
さて、もうお気づきかと思いますが、このクルマのお顔は切妻???




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阪急2000系の製作3

2015-12-13 20:00:22 | 私鉄電車
こんばんは。

寒暖の差が大きい毎日ですがいかがお過ごしでしょうか。今年も残すところ半月。最近は11月くらいからクリスマスの文字が躍るようになって、あまり年末という実感が湧かないのですが、さすがにここ数日で街中は年末感が一気に増したようです。



今日はご存じ目黒のこのお店へ買い出しに行ってきました。カツミ目黒店。西のエンドウと並ぶブラスモデルの聖地ですね。お目当てはもちろん阪急関連のあのパーツです♪




入店の前に向かい側にある大鳥神社へ参拝し、健康、事業繁栄、そして阪急2000系の完成を祈願。(笑)




モックアップで試行錯誤するのもいいけど、まあとにかく作ってみましょうということで1両着工しました。神様がついてますから大丈夫!?




アルミサッシをシール紙にプリント。車両の型紙から窓枠だけ移植したものですが、デジタル・モデリングはこういう作業が楽にできるのでいいですね。手持ちの関係でノン・コートの割と薄手のシールを使うことになってしまったのですが、アルミサッシを描き込む際のガイドになる程度に浮き上がってくれればいいのでよしとします。




しかし、薄手の紙ではカッターの刃を差し込んだときにズレたりヨレたりしやすいので、最近あまり使っていなかった「特専黒刃0.25mm」の薄型カッターを使うことにしました。ホルダーが「M型」というやや大きなサイズなので、手に馴染むまでに少し時間がかかりそうです。




カツミさんで調達してきたのはこちら。阪急2000系用のドアパーツです。洋白エッチング製で窓枠や取っ手などがスッキリ表現されています。S37年仕様ということなので製作中の車両にドンピシャ。S35年製とどこが違うのかよくわかってませんが・・・笑




車体にあてがってみました。ん~~いい感じ♪ 実はこの型紙、PCで作図している割には昔ながらの0.5mm単位での寸法取りになっていて、ドア幅も16.25mmではなく16mmとしていたんですね。当初はパーツを使う予定がなかったので。しかしドアパーツはさすがにメーカー製品だけあってちゃんと16.25mmとなっていましたので、気持ちケガキ線の外側を切るような感じで抜けばOKということがわかりました。早くここのチェックがしたくてモヤモヤしていたので、わざわざ雨の中、目黒まで出向いた甲斐がありました。




今日の買い出しにはおまけがあります。こちらの近鉄30000系用のプラ床下機器の在庫があったので速攻ゲットしました。言うまでもなくリボン抵抗器を確保するためです。2000系は編成中に2両ある電動車にそれぞれ3組(大2小1)の抵抗器を積んでいるようなので、この1枚で足りるかと思ったのですが微妙に足りなさそうですね。不足分は型取りして作りますか。。





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