こんにちは。
ゆうべ山形から戻って参りました。
なんでも京王相模原線は架線切断事故があって、若葉台以遠が日中ずっと運休だったそうですが、私が乗った時は夜9時をまわってたので影響はありませんでした。
さて、山形だより後編ですが、日曜の午前中に少し時間ができたので、仙山線に乗って山寺まで往復してきました。
「閑さや 巖にしみ入る 蝉の声」
松尾芭蕉の名句で知られる立石寺、通称山寺までは、山形駅から仙山線で約15分、わずか230円で行くことができます。
山形駅7番線に停車中の仙台行普通。クハ718-28以下狭軌用719系0番代の6連です。
この系列は新製車ながら、台車は急行形の廃車発生品を再利用しているとか。
どれどれ、覗いてみましょう。。
なるほど、しっかりTR69を履いています。
出発進行!
発車後しばらくは山形新幹線と並走します。左手に見えるのは山形城址の霞城公園。
北山形で寒河江へ向かう左沢線を左に分け、次はいよいよ仙山線の分岐駅・羽前千歳です。この態勢でどうやって仙台方面(右手)へ分け入っていくのか、新幹線化で立体交差でも作ったのかと妄想していると、とんでもないものが出てきました。狭軌と標準軌の平面交差です。いやぁびっくりしました。
羽前千歳を過ぎると急に山が近付いてきて、車窓は一気に山間のローカル線気分に。それも束の間、あっという間に山寺駅に着いてしまいました。
落ち着いたデザインの駅舎は、山肌にへばりつく「見晴台」が再現されているのがポイント。
ゆっくり観光したいのはヤマヤマですが、奥の院まで山を登ると2時間はかかるとのこと。こちらは40分後の電車で戻らなければならないので本堂まで行くことにして、外国語にも堪能な和尚さんの案内にしたがって進みます。
宝珠山立石寺。駅前はそうでもないのに、たいそうな人出です。
それもそのはず「全国シシ踊フェスティバル」なるものが開かれていました。
これは山形県川西町に伝わる「小松豊年獅子踊」だそうです。
そして赤々と燃え盛る火の輪が用意されたかと思うと、こんな豪快な「火の輪くぐり」が披露されました。いやぁ、偶然たまたま行っただけなのに珍しいものを見ることができて、なにかトクした気分です。
急ぎ山寺駅へ戻り、山形行快速に乗車。
どうせまた719系だろうとタカをくくっていたら、こんな「E顏」がきましたよぉ。
フム、E721系というのですね。。
何気なく先頭でかぶりつきしようとしたら、乗務員室の床が妙に高いのに気付きました。
「段差に注意」と書いてあるので、中間に挟まれると、一応通り抜けできる構造のようですが、昨今のバリアフリー志向に逆行しているような・・・?
あとで調べてわかったのですが、このE721系(あーややこしい、E127って言っちゃう(^^;)は床面を下げてステップレスにしたんだそうです。左にちょっとだけ写っている乗務員室扉と比べると確かに低くなってますね。
車体の絞り方は「く」の字型で、台枠部分はが垂直のパターン・・・
余談ですが、このE721系を予測オプションをONにして検索すると「解体」というワードが出てくるので、何でかな?と思ったら、先の震災・津波で被災した仲間がいたのですね。新築の家を流された方もいたように、容赦なく襲いかかる自然の猛威は本当に恐ろしいと思います。
というわけで、1時間半にも満たない小旅行でしたが、珍しい郷土芸能を見て新型電車にも乗ることができ、充実した時間つぶしができました。
このあと“一応”仕事もして、夕方には前回ご紹介したみやげもの店(模型店ともいう)へ。
何か掘り出し物はないか目を皿にして探し、ご主人にも聞いたりしましたが、さすがに県庁所在地の駅前の一等地に店を構える模型屋さんゆえ、「とんでもないモノ」を発見することはできず、少々品薄感のあるこのTomixのサシ481(AU-13搭載タイプ)に落ち着きました。本当はキノコクーラーの初期型が欲しかったのですが、手持ちのクーラーもあり化かすのは簡単なので、とりあえずゲットしておいた次第。何に使うかはもうしばらくナイショ(^_^)
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ゆうべ山形から戻って参りました。
なんでも京王相模原線は架線切断事故があって、若葉台以遠が日中ずっと運休だったそうですが、私が乗った時は夜9時をまわってたので影響はありませんでした。
さて、山形だより後編ですが、日曜の午前中に少し時間ができたので、仙山線に乗って山寺まで往復してきました。
「閑さや 巖にしみ入る 蝉の声」
松尾芭蕉の名句で知られる立石寺、通称山寺までは、山形駅から仙山線で約15分、わずか230円で行くことができます。
山形駅7番線に停車中の仙台行普通。クハ718-28以下狭軌用719系0番代の6連です。
この系列は新製車ながら、台車は急行形の廃車発生品を再利用しているとか。
どれどれ、覗いてみましょう。。
なるほど、しっかりTR69を履いています。
出発進行!
発車後しばらくは山形新幹線と並走します。左手に見えるのは山形城址の霞城公園。
北山形で寒河江へ向かう左沢線を左に分け、次はいよいよ仙山線の分岐駅・羽前千歳です。この態勢でどうやって仙台方面(右手)へ分け入っていくのか、新幹線化で立体交差でも作ったのかと妄想していると、とんでもないものが出てきました。狭軌と標準軌の平面交差です。いやぁびっくりしました。
羽前千歳を過ぎると急に山が近付いてきて、車窓は一気に山間のローカル線気分に。それも束の間、あっという間に山寺駅に着いてしまいました。
落ち着いたデザインの駅舎は、山肌にへばりつく「見晴台」が再現されているのがポイント。
ゆっくり観光したいのはヤマヤマですが、奥の院まで山を登ると2時間はかかるとのこと。こちらは40分後の電車で戻らなければならないので本堂まで行くことにして、外国語にも堪能な和尚さんの案内にしたがって進みます。
宝珠山立石寺。駅前はそうでもないのに、たいそうな人出です。
それもそのはず「全国シシ踊フェスティバル」なるものが開かれていました。
これは山形県川西町に伝わる「小松豊年獅子踊」だそうです。
そして赤々と燃え盛る火の輪が用意されたかと思うと、こんな豪快な「火の輪くぐり」が披露されました。いやぁ、偶然たまたま行っただけなのに珍しいものを見ることができて、なにかトクした気分です。
急ぎ山寺駅へ戻り、山形行快速に乗車。
どうせまた719系だろうとタカをくくっていたら、こんな「E顏」がきましたよぉ。
フム、E721系というのですね。。
何気なく先頭でかぶりつきしようとしたら、乗務員室の床が妙に高いのに気付きました。
「段差に注意」と書いてあるので、中間に挟まれると、一応通り抜けできる構造のようですが、昨今のバリアフリー志向に逆行しているような・・・?
あとで調べてわかったのですが、このE721系(あーややこしい、E127って言っちゃう(^^;)は床面を下げてステップレスにしたんだそうです。左にちょっとだけ写っている乗務員室扉と比べると確かに低くなってますね。
車体の絞り方は「く」の字型で、台枠部分はが垂直のパターン・・・
余談ですが、このE721系を予測オプションをONにして検索すると「解体」というワードが出てくるので、何でかな?と思ったら、先の震災・津波で被災した仲間がいたのですね。新築の家を流された方もいたように、容赦なく襲いかかる自然の猛威は本当に恐ろしいと思います。
というわけで、1時間半にも満たない小旅行でしたが、珍しい郷土芸能を見て新型電車にも乗ることができ、充実した時間つぶしができました。
このあと“一応”仕事もして、夕方には前回ご紹介したみやげもの店(模型店ともいう)へ。
何か掘り出し物はないか目を皿にして探し、ご主人にも聞いたりしましたが、さすがに県庁所在地の駅前の一等地に店を構える模型屋さんゆえ、「とんでもないモノ」を発見することはできず、少々品薄感のあるこのTomixのサシ481(AU-13搭載タイプ)に落ち着きました。本当はキノコクーラーの初期型が欲しかったのですが、手持ちのクーラーもあり化かすのは簡単なので、とりあえずゲットしておいた次第。何に使うかはもうしばらくナイショ(^_^)
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