80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

Go!Go!オロネテン!

2011-02-09 00:37:22 | 上野口夜行急行方面
やけにテンション高めのタイトルですみませんm(_。_)m

というのも、オハネフ12とともに休車、整備待ちだったオロネ10が、意外や意外、かなり整備済みなのを発見したのです。窓セルをはずした状態だったので気がつかなかったのですが、車体の青15号塗装はもちろん、床下の黒塗装も真新しく、インレタ類も貼りなおしてありました。自分でやったはずなのに、いつのまに?って感じです・・・(^^;



このクルマ、実は一時期茶色に塗られてオヤ10に成り下がっていました。床板に残された履歴を見ると昭和56年に改造し、平成7年にオロネ10に復帰しています。製造年が書いてませんが恐らく昭和53~55年頃ではないかと思うので、さほど時を経ずに事業用車に転用されてしまったことになります。それほど不出来なボディじゃないと思うんですが・・・



このクルマもオハネフ同様ペーパースクラッチ品です。ただペーパールーフではなく屋根板を使った構造になっています。上段寝台の明り窓があるため幕板の補強材が入れられず、代わりに帯紙で強度を保つようにしてあります。



再塗装はしてあるものの、重ね塗りが災いしてかスジ状のひび割れが発生していました。部分的に表面仕上げのし直しが必要なようです。



Hゴムも何となくお座なりな感じなので、もう少しタッチアップしてやらねばなりません。ちなみに車番はオロネ10 2049となっていましたが、この番号はオロネフ10に改造されて消滅していたようです。



水タンクは既製品のパーツを片側に2個ずつつなげて大容量のものを表現。



冷房ユニットはペーパーで簡単に作ってあります。



というわけで、少し手を加えてやれば早期の戦列復帰も夢ではなさそうです。


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オハネフ12を13へ(その5)

2011-02-08 01:47:42 | 上野口夜行急行方面
ネットショップで購入したパーツを使って、さっそく床下の改造を行いました。位置修正と新規取り付けのものをすべて接着したところです。

2mmネジで取り付ける水タンクとエアタンクを除いて、取り付けボスのあるソフト&ホワイトメタルパーツはすべて木工用ボンドで接着しました。これは、今はなきロコモデルの秘伝の手法のうちのひとつです。意外や意外、取れません!



車端に付く消火器箱は、2mm角ヒノキ材を芯にして半円状にペーパーを巻き自作しました。



余分をカットし、φ2mm穴に入るよう、取り付け部を丸く削っておきます。



小高製の台車も塗装するため分解します。刻印によるとTR50ではなくTR54Aでした。カニ21用に発売していたようです。床下機器とともにプライマーを塗っておきます。



艶消し黒を吹いたところです。この塗料だけは昔からタミヤのTS-6マットブラックを愛用しています。キメが細かく落ち着いた艶消し具合に仕上がります。



台車も良い感じに仕上がりました。



車体の方は、幕板部分の継ぎ目にパテを盛って乾燥中です。軽く研磨したあと、穴埋めのため屋根に一枚、薄紙を貼り付けることにします。



要らなくなったオハネフ12の側板。。もったいないので当社の鉄道記念館に収蔵します(^^;



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オハネフ12を13へ(その4)

2011-02-06 12:41:35 | 上野口夜行急行方面
前回、側板の貼り替えで露呈した問題が2件ありました。
幕板部分の補強材が剥がれやすい点と、デッキ部分まで補強材が貫通していない点です。

幕板部分の補強材は、安全のため全部剥がしてしまい、新たに貼りなおすことにしました。



補強材は接着面を反転させて再利用します。車体(屋根)側には接着しにくいので、新しい側板の方に1.5mmはみだす形で接着し、屋根側へ潜り込ませることにします。



デッキ部分まで補強材が届いていない点については、腰板側の補強材の高さ(=床板厚)に注意すればそのままいけそうだったので、側板にノリシロを出すだけにとどめました。



通路側の側板の貼り替えが無事に終わりました♪



続いて寝台側の貼り替えに移りますが、デッキ部分は固定されていた方が何かと安心なので、切り離し作業の前に、デッキ扉と補強材との間にヒノキ材の小片を接着しておきました。



接着剤の乾燥を待つ間に、寝台側の内貼りを切り抜いておきます。



通路側と同じ要領で、屋根Rの開始点下1.5mm(幕板補強材の1/2)のところで側板をカットします。なお、こちら側は事前に補強材の裏側に接着剤を流しておき、作業中の剥がれを防止しました。



寝台側も貼り替え終了!



と思ったら、改造車体の悲しさ、デッキ部分を中心にずいぶんと歪みが出てしまいました。溜まっていたヒズミが開放されたということかも知れません。
床板をはめてしまえば、ある程度修復できるとは思うのですが、車体中央付近も変な膨らみがみえるので、デッキ部分と車体中央付近の2ヶ所に矯正用の仕切板を入れることにしました。



ちょっと気分が凹んでいたところ、ピンポーン!と宅配便。
おとといの夜中に某“七網ショッピング”(^^;で注文しておいた、床下関係のパーツが届きました。渡りに舟♪
ちょっと床下関係の整備で気分転換しようと思います。



ちなみに上段4個が欲しかったパーツで、お馴染みエコーの700番代、No.707車軸発電機、No.709ブレーキシリンダ、No.713電暖装置、No.717発電動機の面々です。
ところが残念なことに「この商品はコンビニ受け取りはできません」となっていたので、配送料無料のラインを突破すべく、下段に見えるNo.1671ワイパーとNo.1609貫通渡り板(気動車用)を追加した次第。この2点はキハ120に使います。
いよいよ模型もネットショッピングの時代になってきました。


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オハネフ12を13へ(その3)

2011-02-05 02:23:47 | 上野口夜行急行方面
いよいよ側板を張り替えます。

まず、側板の内側にもう1枚内貼りを貼り付け補強します。窓部は1個ずつ切ると塩ビの貼り込みが大変なので、強度と手間の中間を取って、窓3個分を連続して抜きました。



オハネフ12の側板にメスを入れます。デッキとの間は扉のノリシロがあるので2mm残し、屋根カーブの開始点から1.5mm下がった位置にカッターを入れます。3×3ヒノキ補強材のちょうど中間に継ぎ目がくるようにしたわけです。



上下の補強材と側板の間にカッターの刃を入れながら、慎重に側板を剥いでいきます。



完全に剥がした状態です。まるでトロッコ列車のようですね。
強度の問題があるのでいっぺんに分解せず、片側ずつ施工することにします。



慎重にやったつもりでも、補強材が剥がれるトラブルに見舞われました(>_


新しいオハネフ13の側板をあてがってみます。
寸法ピッタリでひと安心(^_^)



デッキ側の接合部のようすです。このクルマはデッキ仕切板が付いていないため、端部ぎりぎりではなく、このように側面で継ぐことにしました。



デッキ付近の拡大です。このように補強材がデッキ扉まで貫通していないため、新しい側板を貼るまではグラグラしてしまいます・・・(^^;



一方の洗面所側は端部まですべて剥がし、新しいものと差し替えます。



とりあえず今日はここまで♪


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オハネフ12を13へ(その2)

2011-02-03 10:37:47 | 上野口夜行急行方面
オハネフ13の改造話に戻ります。

タネ車・オハネフ12の妻面にあるリブなどを撤去します。洗面所側はテールライトの台座にワッシャみたいなものを入れてあったので、昭和30年代の模型みないな顔(^^;
これを剥がすと・・・



あー!思ったとおりヘンな顔~



さっそくパテで塗りこめます。



新しい側板の窓抜きも終わりました。軽くサーフェーサーを吹いてあります。



床下機器ですが、頼みの綱の「j train Vol.27」に掲載されている「10系寝台車の床下機器配置」では、オハネフ13は「誌面と資料の関係で割愛させていただいた。」とバッサリ・・・(~_~)

実車写真やNで改造された方の作品などをネットで収集した結果、たぶんこんな感じじゃないかなーというレベルまでは解明できました。蓄電池箱は片側に1個です。
こうしてみると足りないパーツが結構あるので買い足さないといけませんね。



ほぼ同じ位置だった蓄電池箱1個を残し、他の機器を一旦はずします。ディーゼル発電機と燃料タンクはエポキシでガッシリ付いていたので、壊さないようにはずすのにひと苦労しました。接着剤痕をペーパーでそぎ落とし、新たな機器の取り付けに備えます。




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