80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

キハユニ26の製作2(下回りの組み立て)

2013-04-07 12:40:14 | 大糸線方面
こんにちは。

引き続きキハユニ製作のようすです。今回は台車、床下機器など下回り。

こちらお馴染み日光モデルのDT22台車。リニューアルのたびに進化し続ける日光台車(お値段も・・・)ですが、現行製品はHPによると2009年に改良発売されたものだそうで、ひとことで言うと従来品と比べてボリューム感が大幅にアップしています。枕バネに加えてブレーキシューも別付けとなったため、ご覧のように組立説明書がついてほぼキット状態。ブレーキシューを取り付けるために台車枠とボルスターをいったんバラすよう指示されているのですが、だったら最初からバラでいいからお値段下げてよ~って思っちゃいますが・・・(^^;
でもね、その出来ばえはすごいんですよ。



同じDT22がないので類似のTR62と比べてみますと・・・。上=TR62、下=DT22です。
横から見た印象はあまり変わりませんが・・・?



厚さがぜんぜん違います。右がDT22。揺れ枕部分の差が顕著ですが、ウィングバネ部分も厚みが増しています。ダイキャスト製法の限界に挑戦するごとくコイルバネの丸みが増してるんですね。今回の改良では13mmゲージにも対応しているそうなので、こういったボリュームアップが可能になったのだと思いますが、さーて16.5mmでは大丈夫かいな?とちょっと不安。



ブレーキシューを別パーツ化した効果もこのとおり。上=TR62、下=DT22です。ショートの危険があるので完全に踏面と平行にはできませんが、これだけ奥まってくれれば言うことなしでしょう。
枕バネの上につく「側受け」が丸くなったのもいい感じですが、車体側の「受け」も表現しないと宝の持ち腐れになってしまいます。ただ、伸び縮みしない"レリーフバネ"相手にそれをどう作るかはひと工夫、いやふた工夫くらい要りますか。




ところで、ブレーキシューは普通に取り付けるとこんな感じで、少し曲がってついてしまいます。これが設計どおりかはわかりませんが、接触しない範囲でもう少しフランジ側に向くようにシューの向きを調整してから取り付けるとよいかも知れません。私は作業中に気づいたのですが、力を入れた拍子にポッキリいくのが怖くてこのまま放置(^^;



台車の次は床板と床下機器関係。床板は大きいt3mmのアガチス材から切り出し、センターピンやカプラーの取り付け穴を開け、荷物ドア部分を避ける切込みを入れておきます。上の方に床下機器(こちらも日光製;気動車用A)が見えますが、こちらも見事にバッラバラの状態。その代わり台車に負けず劣らずディティールフルですが。



例えばHMH17エンジン。写真ではすでに本体は組み立ててありますが、左右の架装枠を含め6つのパーツを組み合わせるようになっていました。ラジエータもしかり。しかしこれらの組立説明図はなく、あれこれ類推しながら組み立てるのに難儀しました。床下機器配置図こそ付いていますが、肝心のエンジンとラジエータはシルエットになっているのって・・・(~_~)



床板にはまずエアタンクとブレーキシリンダを接着します。また簡単なのから先に?
違います! 黒に塗るものを先に取り付けました。
気動車の床下は基本はグレーですが、空気関係は黒、熱くなるものは銀(というか耐熱塗料?)に塗られている、という話をどこかで読んだ記憶があって、ネットの写真なんかもみるとそうらしいので倣ったのですが、合ってます?
外から見えるエアタンクはともかくブレーキシリンダが確信持てません。空気系だから黒であって欲しいわけですが。。



エンジンほかのパーツは、適当なグレーのスプレーの手持ちがなかったので、明灰白色をベースに黒を少し加えて調色したものを筆塗り。強風のなか大変でした。。



いやーそれにしても実感的ですなー。と、しばし愛でる。



かくして、車体ほったらかしで下回りが先に完成しました。ちなみにマクラバリには純正日光モデルの木製床用を組み合わせていますが、エンドウのMPボルスター用(t1.5mmくらい)を重ねて縦型エンジン車らしく床下高さを14mmにしています。最初これを忘れていて、なんでこのエンジン、レールギリギリなんだ~!?と慌てました(^^;




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