80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

ナハ10の製作(5)

2016-10-19 02:11:26 | 中央東線方面
こんばんは。ナハ10の製作を続けます。下回りを組み立てました。

床板はt3mmアガチス材から切り出しました。台車は通常は日光製を使うのですが、たまたまエンドウ製のTR50の手持ちが1両分あったので、それに合わせてもう1両分もエンドウ製を調達しました。現行製品はT車用も含めてすべてMPボルスター仕様に移行してしまったので、台車ボルスターのM2ネジ穴をドリルでφ3mmに拡大し、エンドウのT用段付きセンターピンで固定することにします。MPボルスターのレール面高さは実測で約12.5mmあり、木製床板の場合は直付けしてちょうどよい高さとなります。これではあんまりなので、t0.2真鍮板で自家製ボルスター(芯皿)を作り挟み込むことにしました。また、台車の軸バネ上部に突起があり、床板との間のクリアランスが少なかったので、当たりそうな部分を丸刀でさらっておきました。




床下機器はエコーモデルの軽量客車用をそのまま使います。車軸発電機は『吊り台』と呼ばれるパーツを介して台車に取り付けますが、日光台車用に設計されているため、台車枠に接着する“ウデ”の部分をカットし、先端部分だけを台車枠(というか、ほとんどブレーキテコ部分)に接着しました。改造の悲しさで接着面が非常に狭いため、瞬着で位置決めしたあとにセメダインスーパーXをたっぷり盛りつけてあります。





床下機器の配置はセットに配置図が入っていないため、ネットや雑誌の写真を参考に配置しました。




あらかた組みあがりました。あとは雨樋やデッキステップの取り付けなどが残っています。




写真を撮っていて気付いたのですが、このままだとトイレ側デッキのステップが台車の軸バネ上部の突起に当たる可能性があります。ステップは1枚板で、床板のようには削れないため、もしクリアランス不足なら台車の突起の方を削らざるを得ません。




これでナハ10の組み立てポイントがだいたい見えたので、引き続き2両めの製作に取り掛かりたいと思います。



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