80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

ナハ10の製作(4)ほか

2016-10-17 23:06:51 | 中央東線方面
こんばんは。準急アルプス用のナハ10の組み立てと、今回新たにオハ46の仕込み状況をご報告します。


展開寸法が大きすぎたナハ10。脳天唐竹割で幅を詰めることにしました。天井にはベンチレーターのケガきに使ったセンターラインがプリントされているので、これを基準にしてカッターで幅1mmの切れ目を入れます。車体は客室仕切り板2枚で一応箱に組みあがっていますが、天井部分だけ接着していないので、ここを切り開いて幅を詰めることが可能です。



そして縫合。屋根裏にボンドをつけた当て紙を当て、まず両端を貼り合わせて様子を確認し(写真の状態)、次に中間部を一気に接合しました。




そうそうこの断面ですよ軽量客車は♪修正前のだとスハ43系みたいな丸屋根でしたから。




妻板と残りの仕切り板を接着し、そこへ落とし込むような形でドアを接着します。一時はどうなることかと思いましたが無事に車体が箱になりました。写真はトイレ・洗面所側みたところです。




反対のデッキ側からみたところです。




ドアは折戸としましたが、図面や写真だけを頼りにしたので合ってるかどうか。まあ雰囲気は出てるかと思います。トイレ窓の天地寸法が大きめかも知れません。試作車は大きいのですが、それと量産車の中間くらいの中途半端な大きさなので、なんとか修正してみたいと思います。




さて、残りの三等座席車2両はオハ46ですが、編成記録情報によると654番など番号の大きな車が使われていたようです。これはスハ43からの編入車で外観上の差異はないはずなので、運転会の日が近づいていることもあり、スクラッチは諦めて完成車の塗り替えで対応することにしました。
そして昨日、秋葉原をブラついて見つけてきたのがこの中古(委託)品2両。どちらもKATOの初期ロット製品で、茶とブルー各1両ずつが比較的適価だったので即買いしました。




茶の方は少しいじった形跡はありますが、ベンチレーターなど未取付けの状態でした。




ブルーは手が加わっていて、まず窓がところどころ開いた状態になっています。KATO製品は付属パーツでこういう状態が再現できるんですね。そしてカプラーがケーディーに交換済みでした。屋根はこの写真では明るく写っていますが、かなりダークな色合いのグレーに塗装されていました。インレタも貼り込み済みで車番はスハ43 224、所属は北オクとなっていました。前所有者の愛着を引き継ぎながら再生工事に入りたいと思います。




ところで窓が開いているとフィギュアを乗せたくなります。しかし今回はそこまで凝る時間もないため、交換前の窓枠がちゃんと付属していたので元に戻そうと思います。そしてこの窓枠を見ていて気付いてしまいました。KATOの客車は塗装済み窓枠と窓ガラスが一体なんだなぁ~。
ぶどう色1号への塗り替えに際しては窓1個ずつマスキングしなければならないようです。ハイハイわかりました・・・(大泣)




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