80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

新幹線0系電車の製作35(買って出た苦労ですが・・・)

2011-08-30 14:31:01 | 新幹線
こんにちは。

アイボリーホワイトの重ね塗りは、スプレー缶(GMのNo.21)が早めに手に入ったので、既に塗り終わりました。

続いてブルーに行きたいところですが、実はその前に済ませておかなくてはならないブツがあります。何となく億劫で、ずっと二の足を踏んでいたもの・・・側スカートです!


原図はとうの昔に出来上がっているので、とにかくt0.4のアイボリー紙に印刷します。
採寸チェックでは誤差ゼロ。
うちのプリンタも、だんだん言うことをよく聞くようになってきました(^^;



ケガキ線が消えない程度にホワイトサーフェーサーNo.1000を軽く吹き、乾いたら#800の耐水ペーパーでカラ研ぎしておきます。



側スカートにはボルト穴をはじめ、抵抗器、シリコン整流器などの冷却用のスリット、Dコックフタなど様々なディティールがありますが、いろいろ考えた末、今回はこれらをすべて、この鉄筆を使ってスジ彫り表現していくことにしました。



ケガキ線の交点に慎重にボルト穴を押しあけていきます。全ての雑念を忘れ、BGMも流さず黙々と鉄筆を突き刺す・・・。青梅鉄道公園やリニア・鉄道館の保存車をスチール巻尺で採寸した日々が走馬灯のようによぎります。



やり直しのきかない一発勝負。とはいえミスは出るもの・・・
台車部分はボルトの取り付け間隔が他と違うのに、勢いで同じにしてしまったミスが発生。以後、写真のように赤矢印をつけて注意喚起するようにしました。



それ以外にも、針先のオーバーランや、ケガキ線の読み違えなどでいくつかのエラーが発生してしまいましたが、いずれも言わなければわからないようなレベルなので続行。半日かかって、何とか無事に4両分8枚の側スカートが完成しました。



続いてこれを1枚ずつ切断します。実は、サーフェーサー処理する前に浅く切れ目を入れておいたので、それをガイドにしてスパッと切り離す予定だったのですが・・・



ま、まさかの切り込みアクシデント発生~!
27形の2-4位側の、せっかく打ったボルト穴やスリットの半分以上が使えなくなってしまいました(大泣)



山は登りより下りが危ない。
わかってはいたんですけどね~。。


とにかくヒートアップした頭を冷まさなきゃと、ネットニュースでも見るかとブラウザを立ち上げたところ・・・


なにー? 「ボルト」「一発アウト」だとぉー!?

シャレにもならないのでキャプチャ画像を貼っときます・・・グスン


クサってても仕方がないのでリカバリー方策を検討。
このへんはまだ使えそうかな?というところに狙いを定めて・・・



分割線のところでカットしました。これで実車と同じ分割スカート(^^;
中間部は・・・しょうがないので作り直すことにします。ハイ。




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