80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

クモユニ143の製作(3)

2024-06-26 10:38:34 | 中央東線周辺
前面を作ります。側板と同じ#300のスノーマット紙に窓、ライト等の穴を開け、窓を傾斜させる枠を貼り込んだところ。



内貼りとして少し厚手の#400を貼り重ねますが、窓の左右が狭く“傾斜枠”の外側が0.5mm程度しかなく作業性が悪いため、窓部分だけ切り抜いたひと回り大きめの紙を貼り(右が裏から見たところ)、乾いてから不要部分を切り取る方法としました。ライトやタイフォンの取付穴も精度よく同じ位置になど開けられませんので貼ってからくり抜きます。



この後前面窓枠パーツを貼り、側板に荷物室ドアや内貼りを貼った状態がこちら。乗務員ドアは側板からいったん切り抜き、外周をひと回り小さくカットしてから貼り戻しています。



3×3ヒノキで補強したら箱にします。下側の補強材の取付高さ(車体下端からの位置)は種々計測の結果2.8mmとしました。TOMIX115系の床下高さ(レール面~車体下端)が12mmで、PLUM台車枠とMPボルスターEによるボルスター上面高さも12mmだったので、センタースペーサーの厚み1.8mm+真鍮床板1.0mm=2.8mmという計算です。ちなみに自作の怪しいクリアランスゲージと学習用三角定規による計測なので詳細のお問い合わせはご遠慮ください。笑



下回りと組み合わせてバランスを確認。大丈夫そうですね。真鍮床板はもともとPLUM201系の動力化用に加工中だったもので、幅が32mmで1mm狭いなあ、、車体裾にスペーサーを貼ればいいか、、などと思っていたのですが、荷物ドアが左右約0.5mmずつ出っ張るのでピッタリでした。



なお、連結相手のクモハ115とモハ114は帯色(クリーム10号の代わりにタミヤのレーシングホワイト)を吹いた状態で待機中。一括で赤2号を吹くため今しばらくクモユニの製作を進めます。



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