製作中のクハ173は多客時の増結用ですが、模型では常に14760形の先頭に連結して運転したいので、通電カプラーを使ってモハ14760形偶数車(M車)と電気的に連結して集電の安定化を図ります。
モハ14760形の前頭部床下についているダミーカプラー、胴受、スカート、ジャンパ栓類をすべて外します。中央に見える丸いものはダミーカプラーの台座ですが、通電カプラーの台座としては高すぎるためこれも外したいのですが、どうやら凸型のパーツがしっかり床板に半田付けされているらしく、コテでいくら熱してもびくともしないため糸鋸でカットすることにしました。
台座がカットできました。作業しにくいので前位台車も外してしまいます。
スカートはカプラーの前端が当たる部分をリューターで削り、ジャンパ栓も台座のネジ穴を長穴に拡大して端部へ寄せます。
通電カプラーはIMONのIS-002(金メッキ)を使用し、右側のように端子の付いていない方の取付穴をカットします、写真では見にくいですが、ほかにもカプラー前後端を削るなど、とにかくコンパクトになるように削りまくりましたが、伸縮機構やメッキパーツを壊してしまわないかヒヤヒヤでした。
こんな感じで無事に装着することができました。MPギヤの先端とも十分なクリアランスが取れています。ちなみに床板との間にはt2mmのプラ板から切り出した台座を敷いて高さを調整してあります。
さすがに胴受だけは復元できませんでしたが、常に連結状態となるため見栄えは目をつむることにします。
通電カプラーには絶縁用の段付プラワッシャーとラグ端子も同梱されているので、M1.4mmネジ(別途用意する必要あり)を使って床上に配線用端子を立上げ、これと前後の台車からの配線をつなげばOKです。
クハ173側のカプラーも通電端子のない方の取付穴をカットしてコンパクト化し、こちらは床板が厚くM1.4の長いネジの手持ちがなかったためM2×8mmネジで取り付けました。指定ではM1.4となっていますがM2でも入ります。
最初はモハ14760形からのみ給電するように考えていましたが、自車からの集電と引き通した方がより安定するため、それぞれのセンターピンと結線しておきました。センターピンのお尻に接点を当てて車体側のライト類に給電する予定です。
引き通しの効果をチェックしてみます。ヘッド、テール用のLEDと抵抗を簡易配線。
まずはクハ173のみをレールに乗せて通電すると問題なく光りましたが、車両を手で押してみると激しくチラつきます。軸受メタルの入っていない古い台車で集電シューも未装着なのでこれは仕方のないところ。
次に14760形と連結してみます。動画でお見せできないのが残念ですが、なんとまったくチラつかず引き通しの効果が如実に現れています。ショート等のトラブルもなし。これはイイ♪
配線関係の見通しも立ったのであとは塗装に励むのみ・・・なのですが、実はここでもモンモン事案が勃発。詳しくは次回。
モハ14760形の前頭部床下についているダミーカプラー、胴受、スカート、ジャンパ栓類をすべて外します。中央に見える丸いものはダミーカプラーの台座ですが、通電カプラーの台座としては高すぎるためこれも外したいのですが、どうやら凸型のパーツがしっかり床板に半田付けされているらしく、コテでいくら熱してもびくともしないため糸鋸でカットすることにしました。
台座がカットできました。作業しにくいので前位台車も外してしまいます。
スカートはカプラーの前端が当たる部分をリューターで削り、ジャンパ栓も台座のネジ穴を長穴に拡大して端部へ寄せます。
通電カプラーはIMONのIS-002(金メッキ)を使用し、右側のように端子の付いていない方の取付穴をカットします、写真では見にくいですが、ほかにもカプラー前後端を削るなど、とにかくコンパクトになるように削りまくりましたが、伸縮機構やメッキパーツを壊してしまわないかヒヤヒヤでした。
こんな感じで無事に装着することができました。MPギヤの先端とも十分なクリアランスが取れています。ちなみに床板との間にはt2mmのプラ板から切り出した台座を敷いて高さを調整してあります。
さすがに胴受だけは復元できませんでしたが、常に連結状態となるため見栄えは目をつむることにします。
通電カプラーには絶縁用の段付プラワッシャーとラグ端子も同梱されているので、M1.4mmネジ(別途用意する必要あり)を使って床上に配線用端子を立上げ、これと前後の台車からの配線をつなげばOKです。
クハ173側のカプラーも通電端子のない方の取付穴をカットしてコンパクト化し、こちらは床板が厚くM1.4の長いネジの手持ちがなかったためM2×8mmネジで取り付けました。指定ではM1.4となっていますがM2でも入ります。
最初はモハ14760形からのみ給電するように考えていましたが、自車からの集電と引き通した方がより安定するため、それぞれのセンターピンと結線しておきました。センターピンのお尻に接点を当てて車体側のライト類に給電する予定です。
引き通しの効果をチェックしてみます。ヘッド、テール用のLEDと抵抗を簡易配線。
まずはクハ173のみをレールに乗せて通電すると問題なく光りましたが、車両を手で押してみると激しくチラつきます。軸受メタルの入っていない古い台車で集電シューも未装着なのでこれは仕方のないところ。
次に14760形と連結してみます。動画でお見せできないのが残念ですが、なんとまったくチラつかず引き通しの効果が如実に現れています。ショート等のトラブルもなし。これはイイ♪
配線関係の見通しも立ったのであとは塗装に励むのみ・・・なのですが、実はここでもモンモン事案が勃発。詳しくは次回。