80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

リゾート21の走行音

2020-01-19 19:26:33 | 実物・資料系(現在)
昨日乗車した伊豆急行の2100系「リゾート21・黒船電車」の走行音をお届します。
MT46系の流れをくむちょっと懐かしい音色です。
会議用のICレコーダーで高感度設定のまま録ってしまったので音が歪みまくっている点はご容赦ください。

熱海駅発車から伊豆多賀駅までです。途中、来宮駅で列車交換のため長時間停車したところはカットしました。録音開始直後にブロワーが起動します。さあ出発!の気分が高まります。



城ヶ崎海岸駅から伊豆高原駅までです。てっきり上り勾配を爆走した気になっていましたが、実は伊豆高原駅の方が低いらしいです。(汗)



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伊豆の電車全部撮る

2020-01-19 00:04:21 | 実物・資料系(現在)
暖冬などと言ってますが寒いですねー。。
で、今年も無事に発症しました。

インフル・・・?
ではないですね...

浮気虫であります。笑

発表されてからもう半年経ってる事案なのですがこちらを覚えていらっしゃいますか?伊豆急のクルーズトレイン「ザ・ロイヤル・エクスプレス」を北海道に持ち込んでDLで引っ張るという計画。電源車として「ゆうマニ」ことマニ50 2186をしたがえるというゲテっぷりに今さら浮気スイッチが入ってしまいまして。。

(JR北海道・東京急行電鉄プレスリリース2019.8.22より)


KATOのDE10にジャンクで譲り受けた珊瑚のDE10、それにいさみやキット組みマニ50はすぐに集合。「ザ・ロイヤル・エクスプレス」の前身である伊豆急2100系「アルファ・リゾート21」5次車の図面と解説が載った鉄道ファンも偶然発掘されてしまいました。こうなったらもう実車詣でに行くしかない!


ということで、雨・雪予報に目もくれず本日出かけてきました。最初は「ザ・ロイヤル・エクスプレス」だけ撮るつもりだったのですが、蓋を開けてみれば、伊豆の電車(東海岸だけですが)を全部カメラに収める結果となりました。

早朝に自宅を出て新幹線で熱海へ。あまり食指は動きませんが(笑)まずは停車中の8000系を撮ります。



8000系が出て行ったあと、しばらくして入線してきたのが「リゾート21・黒船」編成。これも2100系の仲間です。本日はまずこれに乗って伊豆急下田まで完走します。



リニューアルして内装が凝っていますが、こちらは「ザ・ロイヤル・・・」と違って誰でも乗れる普通電車。先頭車の前半分はこんな感じの展望席になっています。しかし訳あってこちらには乗りません。



2号車の「モハ」に乗ります♪ 世の中イッパーゴだMT54だと騒いでますが、私、この電車のスペックを見て驚きました。主電動機がTDK806シリーズ・・・って何かと思ったら国鉄でいうところのMT46だそうで。つまり101系、111系の世界じゃないですか!しかも強制通風式のブロワが脇でいい音出してます。



あいにくの天気で伊豆諸島は全く見えませんでしたが、心地よい音色を聴きながら海岸線に沿って順調に南下します。



伊豆高原駅に着く直前、隣接する車庫にお目当ての「ザ・ロイヤル・・・」編成が・・・。今日は伊豆急下田から伊東へクルーズするはずなのであれ??と思いましたが、まだ時間も早いので、この列車を追って回送されてくるのかなと思い下車しませんでした。

終点伊豆急下田駅には10時前に到着。ホーム端には伊豆急線の概要を記したボードと100系で使用された車輪が置かれています。更新前の初期車にはツリカケ車と同じ平ギヤが使われていて独特のギヤノイズを奏でていました。


ちょうど「スーパービュー踊り子」が改札中でした。この奇抜なデザインのダブルデッカーもいよいよ見納めですね。


予定では「ザ・ロイヤル・・・」は10:45頃伊豆急下田発となっているので入線を待ちます。しかし一向に入って来ず、10:34着の普通電車が1番線に到着しました。おそらく「ザ・ロイヤル・・・」は1番線で客扱いするはずなので、ああこれはカラぶったなと悟りました。一応クルーズ予定表には載っていたのですが、それがイコール「催行」を表すのではないようです。
このまま居てもしょうがないので一旦改札を出て、「キンメコロッケ」をほおばっただけで、今着いた折り返しの普通電車に乗り込みました。

小一時間で伊豆高原駅に到着。雨脚が強くなった最悪のコンディションの中、ホームからターゲットを撮影します。いざ製作することになってもいいように(笑)細部も入念に。この車両はだいたいいつもホームや電車から良く見えるこの位置に止まっているようですが、看板車両だけにプレゼンテーション的な意味もあるのでしょうか。



伊豆急下田方先頭車クハ2162です。前面下部は丸っこいですが、フロントガラスは球面ではない単純な曲面ガラスのようです。むしろ、いたるところに散りばめられた紋章やロゴの方が再現するのに厄介そうです。



ところどころに絵のようなはたまた版画のようなものが窓にはめ込まれています。これもどう表現したらよいでしょうか。天気の良い日に撮った写真を切り抜いて貼るのが無難かなー。。



車庫の奥の方と反対側は撮れないので、適当なところで「ザ・ロイヤル・・・」の撮影は切り上げ、ちょうど上下列車の交換で入れ食い状態になった185系踊り子号を撮影します。こちらは上り臨時踊り子154号。



遥か彼方の側線に100系の保存車103号車が佇んでいます。去るものと残されしものの無言の会話。



2番線からは伊豆急下田を目指して踊り子107号が同時発車していきました。


ひととおり撮影を終え、12:30発の普通電車で帰路につきます。本当はここで途中下車して昼食でもと思ったのですが、きっぷを見ると伊豆急線内は下車前途無効となっていて、聞けばJRとの境界の伊東駅なら可能とのことだったので先へ進むことにしました。

伊東駅に着いて足早に改札口へ向かっていたその時、ふと電光掲示板を見ると「13:06 伊豆クレイル1号」なる文字が! これも昨今はやりのリゾートトレインの一種で、伊豆のおいしい食事とお酒を楽しみながら列車旅をしましょうというコンセプトの車両。651系を改造した4連とのことです。持参した時刻表に臨時列車が載っていなかったので偶然の賜物でした。



「伊豆クレイル」を見送り、駅を出て少し歩いた店で遅い昼食を頂きます。冷たい雨で冷え切った体を熱燗で温めつつ、キンメの煮つけとお刺身の定食で至福のひとときを過ごしました。



駅に戻ってみると側線に何やら見慣れない列車が。おお、これが噂の「サフィール踊り子」ですか!



下田方先頭車はグリーン車の上をゆくという「プレミアム グリーン」車とか。。ブラインドが降ろしてあって残念ながら車内は見えません。



「シ」を名乗る中間車は麺を中心とした軽食を出す「ヌードルバー」だそうです。豪華列車なのになぜ麺?それは、ちゃんとした食事は現地のレストランやホテル・旅館でという考え方なのだそうです。車内で完結する「クレイル」や「ザ・ロイヤル・・・」とは真逆のコンセプトなのですね。窓位置が少し高く、床下の水タンクらしきものがやけに無骨なのが目立つ特徴。



ということで、悪天候のなか思いつきで出かけた撮影旅行でしたが、期せずして伊豆東海岸を走る新旧車両のほとんどを撮影することができ、おいしい魚料理も頂けたことで大変有意義な1日となりました。
「ザ・ロイヤル・エクスプレス北海道」は着工するのかしないのか。それは今夜見る夢の中でサイコロを振って決めたいと思います。


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