80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

北海道とんぼ帰り

2014-03-21 16:37:55 | 実物・資料系(現在)
こんにちは。
ずいぶんサボってしまい久しぶりの更新ですm(_ _)m

毎年のことですが3月は仕事が忙しくていけません。
当然モデリングの方も手付かず...
その代わり、場合によってはこんな小旅行ができたりします。

もちろん羽を伸ばした旅行などではなく出張なのですが、昨日、北海道まで日帰りで行って来たので、その時に見た乗った車両をご紹介したいと思います。目的地は壮瞥(そうべつ)町という有珠山や洞爺湖に近いまちで、新千歳空港から函館本線伊達紋別駅までを往復しました。

JR北海道といえばたび重なる事故と不祥事を受け、現在はその改善取り組み中で、特急列車の最高速度低減や本数調整などが行われているとのこと。昨日も出張先の担当の人から「帰りの列車の時間は大丈夫ですか?だいぶダイヤが変わってますから」と心配されました。結局、乗り継ぎについては特に問題なく行けたのですが、帰りに乗った「臨時北斗」は行きに乗った「スーパー北斗」に比べてたいそう遅く、事の重大さを実感させられました。


まずは南千歳駅での駅撮りから。新千歳空港には余裕をみて早い飛行機で着いたので、「スーパー北斗8号」に乗り換える南千歳では40分以上の待ち時間がありました。しかし外気温-1℃とあっては待合室から出るのも億劫で、アングルなどお構いナシのホーム側からの写真ばかりです(^^;;

札幌方面へ向けて高速で通過していくDF200牽引のコンテナ貨物。ふだん見る事がない形式なので新鮮です。エコパワー・シリーズの新世代ロコですが、さすがディーゼ機。ごう音とともに通過していくさまは電機にはない迫力と魅力を感じました。1機欲しいですね!あ、模型の話ですよ(^^)



同じディーゼルでもこちらはローカル用のキハ40。まだまだ現役です(笑)


新千歳空港行の「快速エアポート」721系のバックには長旅を終えて終着駅に向かう「北斗星」の姿が。


「あけぼの」が消えて最後のブルーとレインとなってしまった「北斗星」
北海道にもいよいよ新幹線時代が近づきつつありますが、できれば残ってほしい列車ですね。



苫小牧行普通でやってきた733系。731系の改良版とのことですが、気動車併結運転には対応していないそうです。


キハ261系による「スーパー十勝」。側面にTiltの文字が見えますが、空気バネによる車体傾斜装置を搭載しているとのこと。


そして、こちらが実際に乗車した「スーパー北斗」でキハ281系でした。FURICO281とあるように本格的な振り子式傾斜装置をもっています。指定席が満席で、7両編成中2両しかない自由席を利用したのですが、こちらも満席で、東室蘭までほとんどデッキで立ちっぱなしでした。減速運転の影響か最高速度は抑えめの印象でしたが、北海道らしい景色の中をかなりの俊足で駆け抜けてくれました。


こちらは伊達紋別駅。要所に手は入れてありますが、年代感がにじみ出る駅舎です。


仕事先で2時間ばかりの用を済ませ早くも帰路に。「臨時北斗」という列車名が耳慣れなかったのですが、やってきたのはなんとキハ183系初期車でした。あとで知ったのですが、これも減速運転の一環だそうで、堅ろうなつくりの国鉄時代の老兵が第一線に呼び戻された格好です。最初にも書いたとおりお世辞にも俊足といえるスピードではなく、淡々と進んでいくといった感じでしたが、485系のディーゼル版といった風情のキハ183系は、もう乗ることはないと思っていただけに貴重な乗車体験となりました。



今回は仕事がらみのとんぼ帰りでしたが、せっかくの北海道、こんど来るときはゆっくりと列車の旅を楽しみたいものです。


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コメント (2)
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