これは分かりやすい“ひらき”です。屋根部分を見ればカニであることは一目瞭然。
実はカニ24とおぼしきパーツは3種類見つかっており、写真の下側が正解品、上の側板だけのものは寸法ミスがあって全長が1cmほど長めになっています。
このほか写真に写っていないものも1組あって、そちらはさらに全長が長いのですが100番代とも違っていてプロトタイプ不詳です。
なぜこんなにまがい品がいっぱいあるのか思い出せないのですが、たぶん最初は形式図が手に入らずカニ21あたりの寸法と写真を頼りに作りはじめ、そうこうしているうちに形式図が手に入った、といったところではないかと思います。
冷却ファンなど構造が複雑な屋根はプラ成形品を使うのが常套手段なのに、一生懸命ペーパールーフで作ろうとした背景がナゾ。
失敗品では窓と一緒に抜いてある側面ルーバーが、正解品では鉄筆のスジ彫り表現になっていて、完成を急いだ形跡がうかがえます。右側面の荷物室扉だけ貼ってあるのは、すそ絞りの折り曲げ角の固定と、スペーサーを入れて奥まった感じを出すのを先行的に試したものと思います。
ところで当時(30年くらい前)は24系25形を何両か手がけていて、出来の悪さからほとんどは廃車の憂き目に遭ったものの、唯一生き残っているのが写真のオロネ25です。
各所に剥がれやメクレがあるものの、窓抜きの状態も申し分なく、銀テープを剥がして再塗装すれば再利用はできそうです。
さすがに24系25形の編成仕立てまでは一気に手が出せないので、再会(再開?)を誓って今回はご紹介のみ!
実はカニ24とおぼしきパーツは3種類見つかっており、写真の下側が正解品、上の側板だけのものは寸法ミスがあって全長が1cmほど長めになっています。
このほか写真に写っていないものも1組あって、そちらはさらに全長が長いのですが100番代とも違っていてプロトタイプ不詳です。
なぜこんなにまがい品がいっぱいあるのか思い出せないのですが、たぶん最初は形式図が手に入らずカニ21あたりの寸法と写真を頼りに作りはじめ、そうこうしているうちに形式図が手に入った、といったところではないかと思います。
冷却ファンなど構造が複雑な屋根はプラ成形品を使うのが常套手段なのに、一生懸命ペーパールーフで作ろうとした背景がナゾ。
失敗品では窓と一緒に抜いてある側面ルーバーが、正解品では鉄筆のスジ彫り表現になっていて、完成を急いだ形跡がうかがえます。右側面の荷物室扉だけ貼ってあるのは、すそ絞りの折り曲げ角の固定と、スペーサーを入れて奥まった感じを出すのを先行的に試したものと思います。
ところで当時(30年くらい前)は24系25形を何両か手がけていて、出来の悪さからほとんどは廃車の憂き目に遭ったものの、唯一生き残っているのが写真のオロネ25です。
各所に剥がれやメクレがあるものの、窓抜きの状態も申し分なく、銀テープを剥がして再塗装すれば再利用はできそうです。
さすがに24系25形の編成仕立てまでは一気に手が出せないので、再会(再開?)を誓って今回はご紹介のみ!