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80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

ホーム端のトイレ

2016-02-17 01:52:28 | レイアウト
こんばんは。

新しいストラクチャーを作り始めました。島式ホームのはずれ、ホームから一段下がったところによくあるトイレです。


適当なプロトタイプが見つからなかったのでオリジナルで図面を描きました。トイレを設計したのは初めてです。(笑)
あまり大きなスペースは取れないので、男女別々ながら小ぢんまりしたものになりました。なんか窓多すぎ??




あまり古めかしいのはバランスが悪いので、木造ながら白く塗装されているものをイメージしました。浄化槽式に改造され、窓もアルミサッシに入れ替えられた昭和50年代くらいの姿でしょうか。まずは出入口や窓の木枠を表現します。




材質感よりも建物自体の存在感を重視したいのでSTウッドなどは使わず、下見板もペーパー帯を貼り合わせて表現します。実物の標準的な寸法がわからなかったので、イメージ優先で幅2.5mmの帯を切り出しました。重ねシロを0.5mmとして2mmピッチ(実物換算16cm)になります。




ケガキ線に合わせてひたすら貼ります。(笑) t0.3のスノーマット紙を使いましたが、もう一段薄い方がよかったようです。




とりあえず一面出来上がりました。ちなみにここは女子用の入口で、男子用は右側の妻面から入ります。余計な情報でした。。




断面はこんな感じ。ちょっと厚手ですが雰囲気は出たのではないでしょうか。窓の脇の狭いところにも下見板が貼ってありますが、これは実物でもこのようになっています。日本建築のこだわりでしょうか。




下見板の貼り合わせは面倒ですが、淡々と作業すれば確実に終わります。問題は“内装”にどこまで凝るかですね。なにせお便所ですから(笑)作り込みたい気持は大いにあるのですが、バラスト撒きや植樹もしなければならないので、ほどほどにしておこうと思います。



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思い出の踏切

2016-02-11 23:53:09 | レイアウト
こんばんは。

レイアウトの改修はあと1区間を新設のS字カーブセクションで結ぶだけになりましたが、旧セクションの両端を使って中間を新製するか、まったくイチから作り直すかで迷っているうちに他のセクションの方に目移りしてしまいました。まあいつものことですが・・・


こちらがその現場。ヤード出入庫線が地下にもぐり込む側の駅端セクションで、はっきりした目標もなく、なんとなく空き地を作っておいた場所です。線路に合わせてベニヤをカットするのが面倒だった、というのが本音なのですが、草地や畑にするのももったいないので、ここに踏切をつくることにしました。




ダブルスリップと出入庫線の掘割に挟まれた微妙な空間ですが、測ってみると、車道2車線に片側歩道をプラスした幅員7mくらいの道路スペースが取れることがわかりました。あらあらの位置に鉛筆で線を引いたところです。そして、踏切だけ作っても面白くないので、踏切脇には"あの"ラーメン屋を配置します。




食品サンプルをどう作るかで手が止まって以来、仕掛品箱に入ったままの「萬来軒」です。ストラクチャー第1号として作ったものなので、なんとしてもレイアウトのどこかに置かなければなりません。「駅前名物」の看板のとおり駅前に置く予定でしたが、たび重なる設計変更で駅前スペースがほとんどなくなってしまったので、せめて駅端の踏切脇ならばギリギリセーフなのではないかと。。




さてどこに配置するかですが、部屋の光線状態や、このラーメン屋のプロトタイプとなった、今は亡き調布萬来軒の踏切との位置関係を考えるとココになります(笑)。しかしベースボードを継ぎ足すと収納が面倒になるし、わざわざこのためにミニセクションを作るのもバカらしい・・・。というわけでココは早々に却下。




そもそも三角地帯の空き地をどうにかする、というのが目的なので、やはりこちら側に置くのが妥当です。この配置は線路に背を向けることになりますが、光線状態は良く、列車と一緒に写し込めるため"お立ち台需要"にも耐えられる配置です。店の前面に踏切と直角に道路を入れる必要があります。




90度回して店の正面が踏切道路に向くようにすると、線路側にも看板が見えるので、カメラカーが入線した場合に有効です。線路との間は小道になります。




実物の三軒長屋を1軒だけ切り離した格好で、店の右側はのっぺらぼうなので隣にも店を置く必要がありますが、取り壊されて空き地になっているという設定でもいけそうです。土管を置きますか(笑)。




道路の反対側は・・・。プロトタイプを意識するなら最初の写真の点対象の位置に置くのがベストですが、看板と入口がある2面とも逆光になってしまうので、せいぜいこの向きが限界ではないかと思います。



とまあいろいろ試行錯誤してみるのも楽しいですね。



(地上時代の京王線から見えていた黄色い風物詩「萬来軒」)



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レイアウトの改修(ヤード出入庫線その6)

2016-02-08 01:22:25 | レイアウト
こんばんは。

ヤード出入庫線セクションが電気配線まで終了しました。


このセクションに付くポイントマシンは3基。以前のレイアウトではカーブの途中に短いストレートが入っていたので、そこに1基付いていたのですが、今度はそれがなくなったので、3基ともこのコーナーセクションに取り付けることになります。
こちらはヤード寄りの1基。隣接セクションとのコネクタはフィーダーの分もあるので4P×3個取り付けています。前回の反省を踏まえ、連結用ボルトの周囲には配線がなるべくかからないように注意しました。




反対側は本線との合流部のポイント用に2基を設置。レイアウトの「足」との間隔が狭いので、転換用のスライドバーに真鍮板で作った延長アームを取り付け、かつ、本体を斜めに取り付けることによって干渉を避けています。かたち上はうまく収まったのですが、外回り線用(向かって右側)の調子が悪く、特定の方向に転換しないため調整に苦労しました。




原因は物理的な抵抗と電気的な接触不良の2つが考えられましたが、スライドバーに潤滑油をたっぷり塗ってもあまり効果がなかったので、電気接点に工夫をしてみることにしました。
このマシンには、自身の転換に用いる接点(転換に応じて極性を変えるためのもの)と、選択式ポイントの接触不良対策向けの補助接点とが2段積みになっています。接点は転換の途中でパチン!と反転するように設計された特殊なバネで押さえられていますが、よく見ると奥の極性転換用の方はバネの形がやや歪んでいるように見えます。断定できませんが、これが動作を渋らせている原因の可能性も考えられるので、使っていない補助接点を活用することにしました。




ただ、配線を入れ替えるのは面倒なので、両方の接点を並列につないでしまうことにしました。細いビニールコードの芯線にはんだを含ませ、このように上下2本の接点をそれぞれはんだ付けしました。これで復活・・・かと思いきや、あまり効果はなく(少しは反転しやすくなった)、やはり物理的な抵抗の方が大きいようなので、他の作業のめどがついたらもう一度調整しようと思います。




バックストレートのフィーダーの配線が済んでいないので内・外回り本線は動かせませんが、ヤード出入庫線はフィーダーが復活したので、当レイアウト初入線となるブルサンを載せて試運転しました。特に問題なく動いたのでひと安心です。




現状で走れるのはここまで。早く本線まで通し運転したいものですが、ちょっと仕事の関係で工作時間が取りにくく、しばらくは出入庫線内の往復運転で気を紛らす日々が続きそうです。





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レイアウトの改修(ヤード出入庫線その5)

2016-02-03 18:33:10 | レイアウト
こんばんは。
立て続けに本日2投稿め(笑)


レイアウトの方もあまり進んでないのですが、とりあえずヤード出入庫線セクションのレール敷設関係が終わりました。


ただ問題があって、隣接セクションと連結すると中間部が浮き上がってしまう現象がみられました。隣接セクションの足が弓なりに反っていて下の方が出っ張っているため、連結した時にこちらの足を押し出し、その反動でセクションの中央付近が浮き上がってしまうのが原因のようでした。
足は木ネジとボンドを併用してとめてあるので分解しにくいため、隣接ボードの足の出っ張ってる部分を削り取る作戦に出ました。ちょっと見にくいですが板の右下付近をカンナで削って平らにしました。




削る前の写真を撮っていなかったので、同じように反っている中間部の足をご覧にいれます。この右側を平面になるように削ったわけです。




幅が合っていなかった連結部の基盤面は現物合わせでカットしました。




カット後はこんな感じになりました(左側がカットした部分)。線路中心間隔は直線の50mmに対し65mm取っていますが、もう5~10mm広くしておきたかったですね。。




外回り線は10mm程度外側に振ったので、枕木が道床からはみ出てオーバーハング状態になってしまいました。バラストを撒けば修正できますが、なにか芯材を入れないとバラストを大量に消費することになるので、紙粘土かヒノキ材をあんこにして、その上から撒くようにしたいと思います。





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レイアウトの改修(ヤード出入庫線その4)

2016-01-25 01:58:59 | レイアウト
こんばんは。
明けて25日。2016年も、はや1ヶ月近く経ってしまいました。早い早い・・・

記録的な寒気団の襲来とのことで、わが家から見える夕焼け富士もひと際くっきりと浮かび上がっていました。




昨日の段階でPVCマットに貼っておいたカーブポイント2本。接着剤が乾いたところでさっそく周囲をカットします。




こんな形でとりあえず道床つきカーブポイントのできあがり。予想通りかなりラクです。




マットの裏側に多用途接着剤を塗り所定の位置にカーブポイントを固定。さらに端部は小釘を打ってレール位置がずれないようにします。




相対するポイントはコード100レールなので、コード83レールとうまくつなぐためにヤスリで高さを縮めます。まずレール踏面を端から2cmくらいの部分まで、なだらかに変化するように削ります。




続いてレール底面もジョイナーが入る部分を軽く削っておきます。念のため、底面のサイドも軽くヤスリを当てて幅を狭めておきました。




こちらはPVCマットの代わりに厚紙を貼り付けておきます。ヤード出入庫線は道床を省略しているため、マットの厚さ6mmぶんを徐々に下げなければならないのですが、マットを精度よくテーパー状に削るのは難しいため、他の勾配区間と同様に橋台を置いて、その上に載せるようにしたものです。




絶縁ジョイナーを挟んで3本のカーブポイントを固定したところです。内回り側がやや角折れ気味になってますが、カーブと勾配の3次元の制約のなかで何とか収めることができました。




反対側からみたところです。外回りと内回りで高低差が大きいため、まるでスイッチバックのようになってしまいました。スイッチバックは単線・客車時代の中央線を象徴する施設なので、かくなるうえは“なんちゃってスイッチバック”として、お立ち台需要にも応えられる作り込みをしたいと思います。(笑)




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