気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

押し紙

2009-06-13 06:16:58 | Weblog
皆さんは「押し紙」なる言葉を知っているだろうか? 自分が週刊誌で知ったばかりなのにこんな表現をするのも気が引けるのであるが・・・・
「押し紙」とは、新聞社が販売店に押込み販売した新聞のことであり、一般読者に届かぬまま処分される新聞のことを指すのだそうだ。その存在をある程度は想像していたが、「押し紙」とは初耳であった。以下はそれについての「週刊新潮」の記事を参考にしている。
統計によれば、全国紙の発行部数は読売新聞の1,002万部をトップに、朝日新聞803万部、毎日新聞383万部と続く。この発行部数は世界の新聞紙と比較しても群を抜いた数字だそうであるが、これは新聞社の発表による数字で、実際に廃棄される量は、新聞社により異なるが2割とも3割とも5割とも言われている。勿論この売れない分は販売店の負担になる。
新聞社は売れる以上の新聞を印刷し販売店に押し付け「発行部数」を嵩上げすれば、新聞の売上も広告収入も増える仕掛けになっているのだ。新聞社は揃って否定しているが、「週刊新潮」が販売店から大量に回収している古紙回収業者の現場写真を掲載していた。