食の安全・自給率、「食」に対する感謝の欠落等、困った世の中だ。
BSE問題や産地偽装など食の安全を揺るがす事件が多発し、消費者の不安や不信感が高まり「食育基本法」が成立した。2005年の小泉内閣当時のことである。だがそれにも拘らず、状況は一向に改善されていない。大変残念なことである。「食育基本法」の附則には以下のように記されている。
『子どもたちの教育には、何よりも「食」が重要である。「食育」を生きる上での基本として、知育・徳育及び体育の基礎と位置付けることが必要であり、様々な経験を通じて「食」に関する知識・マナーを習得させることが求められている。子どもたちに対する「食育」は、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである』(要旨)
ところで、この「食育」なる言葉、一般辞書には載っていないが、決して新しい言葉ではない。薬剤師であると同時に医師でもあった石塚左玄(1851~1909年)なる人物が、医食同源の立場から“「食育」を発明”し、それに基づいた教育を提唱したそうである。
BSE問題や産地偽装など食の安全を揺るがす事件が多発し、消費者の不安や不信感が高まり「食育基本法」が成立した。2005年の小泉内閣当時のことである。だがそれにも拘らず、状況は一向に改善されていない。大変残念なことである。「食育基本法」の附則には以下のように記されている。
『子どもたちの教育には、何よりも「食」が重要である。「食育」を生きる上での基本として、知育・徳育及び体育の基礎と位置付けることが必要であり、様々な経験を通じて「食」に関する知識・マナーを習得させることが求められている。子どもたちに対する「食育」は、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである』(要旨)
ところで、この「食育」なる言葉、一般辞書には載っていないが、決して新しい言葉ではない。薬剤師であると同時に医師でもあった石塚左玄(1851~1909年)なる人物が、医食同源の立場から“「食育」を発明”し、それに基づいた教育を提唱したそうである。