つい先日まで庭のハナミズキは、その紅く染まった葉に覆われ、オーバーな表現をすれば枝が見えない程であった。
その紅葉も散り始めると、毎日の落ち葉の量は馬鹿にならない。朝一番で掃いても直ぐにまた落ちる。日に何度も掃くといった状態で、女房もいささかウンザリした様子であった。考えた末にコツを覚えたようで、掃く前に力の限り木を揺するようになった。だがそれも大した効果はなかったようである。
残った葉の数が少なくなる頃には1年の終わりを感じさせられ、その紅葉にレンズを向けたくなる。考えてみると、今までに2度ほどこの紅葉を撮ってブログに載せている。同じ位置から同じ木を被写体にしているのだが、気が付いてみると3枚とも趣の異なった写真になっている。
「落葉」:2009-11-01 06:35:59