テレビの天気予報番組で、予報官が解説を終えた最後に、アシスタントとして参加している小学生2人の男女に問題を出し、それについて説明する企画がある。先日の問題は「柿が赤くなるとある人が青くなると言われますが、それは何の職業の人でしょうか? コック? 医者? 僧侶?」であった。
結果は男の子が外れ女の子が正解。言うまでもなく諺『柿が赤くなれば医者が青くなる』にもある通り“医者”である。蛇足ながら説明すれば、“旬”の柿にはビタミンを始めさまざまな栄養素が豊富に含まれ非常に身体に良い。従って、病気になる人も減り当然医者は収入が減少、青ざめるという意味である。
だが意外だったのは、正解を得た彼女ではあるが、“医者”を選んだのは全く逆の理由からであったことである。「柿を沢山食べてお腹を壊す人が増え、患者が多くなる。だから心配して青くなる」と説明していた。
まだ現実の社会に染まりきらぬ子供には微笑ましさを感ずる。しかし、そうした純粋な考えを持つ子供も何れは諺の意味を理解するようになるわけであるが、それが嬉しいような嬉しくないような複雑な気分であった。
結果は男の子が外れ女の子が正解。言うまでもなく諺『柿が赤くなれば医者が青くなる』にもある通り“医者”である。蛇足ながら説明すれば、“旬”の柿にはビタミンを始めさまざまな栄養素が豊富に含まれ非常に身体に良い。従って、病気になる人も減り当然医者は収入が減少、青ざめるという意味である。
だが意外だったのは、正解を得た彼女ではあるが、“医者”を選んだのは全く逆の理由からであったことである。「柿を沢山食べてお腹を壊す人が増え、患者が多くなる。だから心配して青くなる」と説明していた。
まだ現実の社会に染まりきらぬ子供には微笑ましさを感ずる。しかし、そうした純粋な考えを持つ子供も何れは諺の意味を理解するようになるわけであるが、それが嬉しいような嬉しくないような複雑な気分であった。