気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

布団とお膳

2010-10-25 05:51:52 | Weblog
人生一度の結婚で幸せになれればそれに越したことはない。しかし、大恋愛の末にゴールインしたにも拘わらず、その後に「失敗した!」と感じる男が増えているそうである。借金、浮気、料理下手、肥満化・・・。特に料理の点でそれを感ずる人が多いようであるが、“ハズレ”が表面化するのは結婚した後からであるから始末が悪い。
借金を抱えたり、浮気をする女性の数はそれほど多くはないであろうし、大方の女性は肥る。妻の資格として1番の問題は料理のレベルであろう。最初の印象が良いからとて、相手をよく理解することを怠ってはならない。
私が子供の時、婦人雑誌「主婦の友」の見出しに“亭主は布団とお膳で釣れ”と書かれていたのが妙に印象に残っている。その頃、“布団”の意味は“ふっくらした布団”と誤解していたが“お膳”の意味は正確に理解していた。毎日毎日3度の食事が不味かったらと想像するだけで憂鬱になってしまう。
最近の風潮として、殆どのカップルは “布団”の具合は確認し合っているようである。しかし、逢えば外食ばかりで手料理を味わう機会を逸し、結婚後の“お膳”がどうなるかを確認している男は少ないのではなかろうか?