田舎者ですが(^◇^)

会津の四季やローカルな話題、日常の出来事などを不定期ながら少しずつ綴っていきます。

秋彼岸ですよ

2008-09-20 09:30:19 | うんちく・小ネタ

今日は秋彼岸の入りです。
「暑さ寒さも彼岸まで」という例えがあるように、彼岸には春と秋とがあるのは皆さんも良くご存知ですよね。
本来は彼岸といえば春彼岸のことを指していたそうです。
「彼岸」とは「到彼岸」の略であり、サンスクリット(古代インド語)のパーラミター(波羅蜜多)が語源で「彼の岸(極楽浄土)へ到達する」という意味があります。
煩悩や迷いに満ちたこの世を「此岸(しがん)」と呼ぶのに対して、悟りの世界・仏の世界を「彼岸(ひがん)」と呼びます。
彼岸の語源は「日願」であるという説もあります。
これは古来からある太陽信仰の系統のものです。
彼岸会(ひがんえ)の期間は春は春分の日を中日にして前後3日間、秋は秋分の日を中日にして前後3日間です。
彼岸や盆には仏教の教えに従って先祖供養をするのが慣わしですが、神道にもそれに相当するものがあります。
春季霊祭(春彼岸)、中元祭(盆)、秋季霊祭(秋彼岸)などです。
彼岸につきものの食べ物といえば「ぼたもち」と「おはぎ」ですよね。
どちらも同じ物の様に見えて実はいろんな違いがあるそうなんですが、僕もあまり詳しくは知らないのです。
季節の花にちなんで春はぼたもち(牡丹)、秋はおはぎ(萩)と呼ぶらしいです。
秋彼岸前後に開花する「彼岸花」は別名、曼珠沙華(マンジュシャゲ)と呼ばれていますよね。
これは「先ず咲く」が訛ったとか、仏教用語の「天井の花」「赤い花」という意味から由来するとか言われているようです。
以上、ネット検索で得た知識のひけらかしになってしまいお粗末さまでした(^^ゞ

Ohagi Higanbana

コメント (6)
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