今日は秋彼岸の入りです。
「暑さ寒さも彼岸まで」という例えがあるように、彼岸には春と秋とがあるのは皆さんも良くご存知ですよね。
本来は彼岸といえば春彼岸のことを指していたそうです。
「彼岸」とは「到彼岸」の略であり、サンスクリット(古代インド語)のパーラミター(波羅蜜多)が語源で「彼の岸(極楽浄土)へ到達する」という意味があります。
煩悩や迷いに満ちたこの世を「此岸(しがん)」と呼ぶのに対して、悟りの世界・仏の世界を「彼岸(ひがん)」と呼びます。
彼岸の語源は「日願」であるという説もあります。
これは古来からある太陽信仰の系統のものです。
彼岸会(ひがんえ)の期間は春は春分の日を中日にして前後3日間、秋は秋分の日を中日にして前後3日間です。
彼岸や盆には仏教の教えに従って先祖供養をするのが慣わしですが、神道にもそれに相当するものがあります。
春季霊祭(春彼岸)、中元祭(盆)、秋季霊祭(秋彼岸)などです。
彼岸につきものの食べ物といえば「ぼたもち」と「おはぎ」ですよね。
どちらも同じ物の様に見えて実はいろんな違いがあるそうなんですが、僕もあまり詳しくは知らないのです。
季節の花にちなんで春はぼたもち(牡丹)、秋はおはぎ(萩)と呼ぶらしいです。
秋彼岸前後に開花する「彼岸花」は別名、曼珠沙華(マンジュシャゲ)と呼ばれていますよね。
これは「先ず咲く」が訛ったとか、仏教用語の「天井の花」「赤い花」という意味から由来するとか言われているようです。
以上、ネット検索で得た知識のひけらかしになってしまいお粗末さまでした(^^ゞ
お墓の周りに植えていたようです。
その訳は、昔は土葬が通常だったのでそのお墓に獣が来て荒らしたようです。
それを防ぐのに彼岸花が効果的だったようだにゃ~。
有毒性なので畑などでも害虫除けにもなるようです。 by TVの情報
人間の知恵って♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ スゴイッ!!!
昔はよく田んぼのあぜ道などに彼岸花が
咲いている風景が見られました。
有毒性と悪臭を利用してモグラとかネズミを
寄せ付けないように彼岸花を植えたんです。
飢饉の時には彼岸花の球根を水に何度も
晒して毒抜きをしてから食糧にしていました。
更に漢方薬や民間治療にも利用していた
そうなんです。
あ、どうも恐れ入ります(^◇^)
おはぎをお供えして、お参りして、その後お墓にいるおばあちゃんと一緒にその場でおはぎを食べました。
彼岸花ってそういう効果があったなんて知らなかったです。綺麗な花だなって思ってたけど、やはりお墓のまわりに多いせいか、何となく縁起が悪いのかと思ってました。
彼岸花が咲くと秋だなあってしみじみ感じますね。
おはぎを食べて亡くなったばかりの
おばあ様の事を思い出されたのでは
ないんでしょうか。
子供の頃は葉っぱがない彼岸花が
不気味で、毒々しい赤が近寄りがた
かったのですが、今は何とも感じなく
なったのが不思議です。
友達の中にも彼岸花が好きな子は
あまりいなかったと記憶しています。
そう、彼岸花は季節を感じさせる花
ですね。