地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

Crazy about the Olympics

2012年04月20日 | japan

ハイチに戻って、あっという間に1週間。

時差ぼけ解消のために早く寝て沢山寝ているけど、帰ってきて以来頭痛が引かない。

何でだろー。

 

ちょっと前の五輪選考会の雑感。

久しぶりに観た水泳は、眩しかった。

もうかれこれ4年、ちゃんと水泳を観ていなかったかも。

あんな大きな四角いプールを見るのも久しぶりってなくらいですし(笑)。

五輪選考会は、みんなの感情が凝縮し過ぎて、スリリング過ぎて、あのド緊張のぎりぎりの戦いを、自分も昔はやっていたかと思うと、すごいなーと思ってしまった。

昔と違って、今の方が五輪に行くのは難しいと思う。

あの舞台で、自分に打ち勝った、本当に心の強い人が切符を手にする。

みんな、実力はものすごくあるのに、あのプレッシャーに勝てるのは、一握り。

その中で、平泳ぎ100でも200でもちょっとの差で3位になってしまった、イトマンの後輩、川辺芙美子ちゃんのレースは本当に素晴らしかった。

最後の最後まであきらめず、勇気あるレースだった。

観ているこちらが号泣してしまった。

私と同じで涙腺が緩い岩崎恭子氏も泣いてた(笑)。

200平の表彰式のプレゼンターで、戻ってきたらめちゃ泣いてた(笑)。

本当に五輪に行きたくて続けてきて、本当に本当に悔しいだろうけれど、あのレースができたことは、きっと人生の財産になると思う。

死ぬまで胸を張れると思う。

スイマー芙美子ちゃんを心から尊敬しました。

 

北島康介選手は、もう偉人で、コメントができない。

もう4年くらい話をしていないので、どういう人生、トレーニングを行ってきたかわからないけれど、

今までとは違った新しいチャレンジを乗り越えてきて、内容の濃い4年間だったことは間違いない。

それは泳ぎが語っていた。

以前とはすっかり変わった泳ぎを観たとき、目が釘付けになった。

以前も美しかったけれど、今の完成形のようなフォーム。

それも、何だかもっといけそうな。

フォームは確実に進化しているのだけれど、五輪でこそ出てくる「キレ」があの人にはあるから。

一番大きな舞台で真価を発揮する人だから。

4年前、引退を考えていた彼だけれど、この4年、新しい環境でチャレンジしてきたことは、すでに平泳ぎ史上初の2大会連続2冠を達成していた彼を、さらに偉大な人にした。

今まで日本のどんな選手でも、日本国内でずっとトップにいるのもせいぜい長くて10年。

それでも世界では届いていないか、届いても1-2年。

シドニー五輪の4位から数えて、12年間世界のトップにいるって、尋常じゃないわ。

これからの準備期間と、本番の彼も本当に楽しみだけれど、残念ながらそれを追える立場にいない。

とりあえず、テレビで五輪放映が観れる環境を整えたい(笑)。

 

五輪期間中は沢山の懐かしい人に会えたり、第1回オリンピアン同窓会があったりして、大いに楽しんだ。

 

'56ヘルシンキ五輪から '08北京五輪までの五輪代表勢揃い

昔憧れていたスイマーの方々とお話しできて感激!

 

 バルセロナ、シドニーあたり。同じ水で育った人たち。

チーム・イトマン!厳しい環境で育てられた私たち。

 チーム平井のキラキラ女子たちと、ちょっと古株のサーティズで、鈴木先生を囲んで♪

 サーティズ、今度は王子を囲んでみた。おばさん丸出しか。中学のときから知っている彼がもう社会人ですって。きゃー。

 何十年経っても仲良し。会えてほっこり。

 

過去をちょっと思い出した1週間でした。


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