地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

十数年ぶりの紅葉狩り

2013年11月28日 | japan

冬は寒いから、

いつも日本に帰ってくることはなかったのです。お正月も。

その代わり、桜の季節はいつも帰ってきています。

クリスマス休暇前のこの時期の休暇は、まずない。

最後に京都に紅葉狩りに行ったのも確か、学生のとき。

ということで、どうしても観たくて、

「そうだ 京都、行こう!」

 

あまり調べもせず、ふらふらと。

しとしと雨も降ってきた。

人が減るかな、しめしめ、、、と思いきや、やはり平日なのにすごい人。

まず、紅葉ならなぜか「南禅寺」。

どっかに載っていたから。

お隣にすごいのがあるとはツユ知らず・・・。

それが、↑の写真。

一番最初に見て。

「ほぅ。。。」って溜め息ついて、しばらく止まってしまいました。

ほんとうに、息を飲むほど、美しかった。。。

 

赤に飽きたら、こちらをどうぞ ↓

 

南禅寺のあと、そのまま人が歩く方に歩いていったら、「永観堂」が。

その前で立ち止まっていたら、タイ人たちが来て、「ココ、エイカンドウ?」って英語で聞かれて、

「うん、そう書いてある。ここ綺麗なの?」って外国人に逆に質問したくらい、

何の知識もなく足を踏み入れたらそこは・・・

 

 

OH. MY. GOSH!!!

こりゃ、ニッポンイチ・レベルじゃないか?

ということはつまり、世界一レベルじゃないか?

というくらい、素晴らしかった。

ビビッドが赤も好きだけど、

グラデーションが大好きなんです、私。

 

今まで、何度も、ものすごく綺麗な、はっとする風景を目にしてきたけれど、

桜と紅葉は、トップ10には楽々ランクインですね。

見ていて感情が高まって、涙出てくるくらい、絶景。

 

そして「哲学の道」をゆっくり散歩。

 

夜ご飯の予約までまだ小一時間ほどあったので、さっとライトアップ見に行こうとタクシーに乗ったら、

運ちゃんが、高台寺は車が込み過ぎていて辿り着いたらご飯間に合わないって。

だから北上して、「曼殊院」へ。

こちらはこじんまりと、ライトアップしていました。

夜の紅葉も、ほぅっとする美しさ。

 

 

夕食は、銀閣寺の近くの「中善」さんで舌鼓を打ちました。

すべて一流の味、素材で、格別においしゅうございました。

日本料理の、素材と、出汁の味。最高ね。

一緒に居た人が、「僕の場合、あとあとよく思い出すのは、『綺麗だったなぁ』っていう視覚ではなく、『あれ美味しかったなぁ』っていう味覚なんだ」って言ってた。

まあ、この人は、人一倍食いしん坊で、グルメなのですが、

確かにこの夜の味は、またきっと思い出すと思う。

 

最高にハイグレードな京都の旅でした。

またがんばろう!


おばあちゃんの話。

2013年11月28日 | japan

紅葉狩りに合わせて、

同級生、祖母、叔父、伯母に会いに。

 

思春期を一緒に過ごした同級生は、姉妹みたいな関係で、

母の実家のある大阪に行く度に、

途中下車して名古屋にいる彼女たちに会うことにしている。

3人プラスちびちゃんで名古屋からドライブして、温泉に浸かり、まったりお昼ご飯。

今回は中津川に行く筈だったのに、気がついたら長野に入ってたぞ!

変わらないこともあるけれど、

当然だけど、やっぱり大人になっている私たち。

いくつになっても、励まし合って、一緒に成長いける仲。

初めて食べた五平餅もめちゃくちゃ気に入りました。

ありがとう!

 

おばあちゃんも伯母ちゃんも叔父さんも元気そうだった。

おばあちゃんはよぉ喋る。

ずっと喋ってる。

ふと急に、「戦争の時分」の話をし出した。

亡くなったおじいちゃんは、兵士だったから、よく当時の話をしてくれたけれど、

おばあちゃんからは聞いた記憶はない。

おばあちゃんは肝が据わっていて、

米軍が攻めてきても、一度も防空壕に入らなかったそうだ。

「そんなもん、攻められたら何にもならへんもん」

こんな経験してきているから、相当肝が据わっているんだろう。

終戦間際には、米軍の飛行機から、日本語で「降参しろ、さもないと・・・」とマイクの音が響いていたって。

「あれはなんじゃ、日系アメリカ人とか、そういう人やろなぁ・・・。

それから『降参しろ』と書いてあるビラが空から大量に降ってきてな、

あれは綺麗じゃったんじゃ・・・」

 

話してくれてありがとう。

もっと聞きたいから、もっと会いに行こう。