地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

震源地に出張

2011年03月02日 | haïti

今朝4時に地震で目が覚めて、怖かったよぉ!!!

震度はきっと4くらいで日本だったらありきたりの揺れなんだけれど

なんせ1年前の地震で22万人の死者を出した国ですから

 

最近ハイチまた騒がしい

というかいつもですね

どこもかしこもデモばかり

大体はアリスティド氏の帰還を要求するものだけれど

たまに公共サービスの改善を求めるものとか

いろいろと台所事情があるみたい

カーニバルもあるし

あっちこっち行動規制があります

 

そんな中 この間初めてポルトープランスの東1時間くらいのところの

地震の震源地レオガンに出張で行きました

本当はジャクメルとか他の地域にも足を伸ばす予定だったけれど

川の上流で何かが壊れちゃったみたいで

レオガンの街が洪水になって

援助団体に援助を求めるデモで移動が全部禁止になって

私たち動けなくなったら本末転倒やないか

他にもデモがいっぱいあって

結局出張の大半はレオガンの国連のオフィスに缶詰になってました

仕方なくマンゴーの木の下でパソコンで仕事しました

 

ポルトープランスを出るときに総勢15人くらいでバスで出たんだけれど

9時発の予定が10時半くらいまで出なくて

おまけに途中で銀行に寄り

そこで1時間近く待ちぼうけ!

普段こういうことに誰よりも辛抱強い私だけれど

今回はレオガンでミーティングの予定もあったし

一体その犯人が誰なのかわからずに

「その人のために他の14人が皆こうして時間を無駄にしているのは誠に遺憾である」とバスの中でぶつぶつと文句を言っていたのだけれど

驚いたのは

バスの中に居た同僚たちはみんな黙ーってるの!

ハイチ人ってこうだったっけ?と驚きましたが

あとでこそっと聞いたら

みんな同じことを思ってたんだって

でもきっと、銀行行きを命じた人がオフィスの影のボスって感じが怖かったのかも知れない

現地人スタッフの間にはいろいろな関係が潜んでいるみたいだから

私も気をつけないと

 

まだまだナショナルスタッフも一般のハイチ人も近づいた気にならない

辞書を買ったのでクレオールもがんばろうと思います