その影響でフランス菓子の世界に足を踏み入れている
今までほとんど興味のなかった世界だけど
意外に楽しいかも!
昨日 サン・シュルピスにある『ピエール・エルメ』のケーキを買ってみました
20代で『フォション』『ラデュレ』などの有名カフェのチーフ・パティシエを歴任している人で
この業界では”巨匠”と言われる人らしい
私はまったく知らなかったのだけれど
青山にも支店があって
新宿の伊勢丹にも入ってるんだって
今や定番と言われている
どのガイドブックにも載っている『イスパハン』と
その他の計3つのケーキを購入してみました
上写真がそのイスパハンなんだけどさ
・・・驚きました。
どのくらい驚いたかというと
自分がミスター味っ子になったかと思うくらいでした
「こっ、これは・・・!!!」
と思わずなりきってしまいました
いやね 今まで30年生きてきて
初めて「お菓子は芸術だ」と思ったよ
どっかから借りてきたフレーズじゃなくて
ほんとに
見た目が芸術だけじゃなくて
味が芸術なんですよ
ほんとに舌が芸術を感じたんだって!
どういうことかというと
イスパハンはまず ライチの味がしてきて 気がつくと上に乗っているローズ(かっこつけたけど、まあバラです)の花びらの味もしてきて
一番想像していたラズベリーの味はほのかにするのね
そのバランスが絶妙なのです
エルメ氏の”作品”が「創造性に溢れる」という意味がわかっちゃったよ
あと一つ付け加えると
バラの花びらの上にポツンとしずくが垂れていて
これもわざわざゼリーを乗せているんですって
ひとつひとつにね
言われるまで気がつかなかったんだけど
いやー お菓子はアートだよね
なんてね
あとの2つも イスパハンほどの感動はなかったけれど
繊細な味でした
でもチョコレートのやつは 台所で準備していて手が滑りました
箱ごと宙に浮きました


あのエルメ氏の芸術を、だよ?
まぁそこが私らしいっていうかね
こちらはすっごく甘かったです
これが全3品↓

ピンクの『イスパハン』と緑色の『デジレ(情熱)』、チョコレートは『タルト・プレニチュード』
イスパハンは960円くらい
高くないよ 決して
良い体験した!って感じ
まぁでも 日本じゃ絶対買わないよね
日本ではもっと高いのだろうけどね
貴重な体験でした
開眼しちゃいました
すごいよ~ この世界!

今後も他のお菓子をアップするので乞うご期待
