パリに来て初めて、泳ぎに行きました。
私は旅に出るときは必ず水着をスーツケースに入れます。
自分が泳ぎたくなることはそんなにないけれど、教えて欲しいって言う人はどこにでもゴマンといるんだもの。
誰かの役に立てるっていうのは、いつでも良い気分です。誰とでも、どんな国でも、仲良くなれる手段だしね。
それにしても今日はあまりにも自分が泳げなくなっていることに、愕然としちゃいました。
こんなにうまく泳げない日は人生で初めてって断言できるほど、もがいていました。
もっと定期的に泳がないと、いざというときに使い物にならないですね・・・
プールはまあ、普通で、日曜日だけあって、混んでいました。
あと、イギリスでもそうだったのですが、更衣室が男女一緒なのね。
って言ってもびっくりしないでください(笑)。ロッカー室が一緒なだけで、あとは個室の脱衣所でそれぞれ着替えて、出てきてロッカーに入れる、というわけ。
まぁそれでもまだなんとなく抵抗あるのですけどね
そのあとに、初めてフランス人の家庭にお招きされて、ご飯食べていたんだけれど、その家庭の温かさにちょっと感動しちゃいました。
4人の男の子がいるんだけど、本当はブルジョワ層なのに、シンプルに、ミニマリスティックに暮らしているの。
テレビも置いてなくて、インターネットは週末だけ使用可。ニュースはラジオ、新聞から。
家にあるいろんなモノがお手製だったり、旅で集めたガラクタだったり。
対話重視。しつけ重視。ご飯食べ終わったら子どもが進んで後片付けしてくれるし、コーヒーやデザート運んでくれるし。
長期間、カリブ海と中央アメリカへのクルージングの旅に出かけたこともあったり。何ヶ月も、海と、太陽と、星空と、家族だけの生活。
マテリアリスティック(物質的)なことに価値を置いていなくて、
笑いが絶えなくて、
人生に本当に大切なものは何かって、知っている感じがした。
日本だと、常に流行とか、身に着けるものとか、周りの目を意識しがちだもんね。小学生も高い洋服着ていたり、携帯持っているのが当たり前だしね。私もそうじゃないってアフリカにいるときは思うのに、日本に帰ってくると結局流されちゃう節がある。
そして彼らは、ゲストを招くのが大好きみたい。おもてなし上手。奥さんのノルマンディーの実家で作ったシードルとか、フランスの家庭料理を堪能しました
なんか自分も将来、こういう家庭を築きたいなってちょっぴり思っちゃった。
外は寒いけれど、心が温まりました