とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

島本町文化財保護条例~その成果と課題~

2019年09月02日 | とだ*やすこの一般質問
明日から令和元年9月定例会議。初日、とだ*やすこはふたつのテーマで一般質問を行います。4番目、おそらく午後一番、13時頃と予測します。

(Ⅰ)島本町文化財保護条例施行10年 ~その成果と課題~
(Ⅱ)第四保育所と跡地の民間認定こども園 ~保育の安定性をめざして~

島本町文化財保護条例施行10年 ~その成果と課題~
平成20年7月に島本町文化財保護条例が施行されて10年以上が過ぎました。その成果と課題につき、教育委員会として、どのように検証しているかをまず大きく問います。

町指定文化財のうち、国や府の指定文化財となる価値があると思われるものは、町指定に留め置くことなく、必要に応じて府や国の文化財に指定されてしかるべきと考えます。

その手続、条件などはどのようになっているかをまず問い、その上で、たとえば「水無瀬駒」とその関連資料などは、大阪府、あるいは国の文化財に値するのではないか、と提言します。

今、島本町が文化財保護行政を進める上で課題となっているのが、文化財の保存、調査研究、公開等を適切に行える施設環境。施設的な専門的機能の充実と学芸員の正規雇用です。

現在の島本町歴史文化資料館は『麗天館』と呼ばれた昭和初期の建築物。専門的機能の充実を図るのは事実上、困難。学芸員の専門性が充分に活かせない環境といえます。

よって、新庁舎建設という機会を逃すことなく適切な施設整備、専門的機能の充実を行い、文化財保護行政の発展に努めるよう、平成30年6月定例会議の一般質問で訴えました。

その後も主張、確認していますが微塵も発展がありません。この度、京都新聞の記事(8月29日)で、長岡京市が同じ課題を抱え、計画中の新庁舎に一定のスペースを確保されたと知りました。さすがです。

国は文化行政において地域の歴史文化をまちづくりに活かす方向性を示していますが、骨のある調査研究が教育委員会において行われていなければ、空虚なにぎわい創造になってしまいます。本来的な文化行政の充実こそ重要です。

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みづまろくん
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