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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

子ども医療費助成に思うこと

2015年03月20日 | とだ*やすこの町政報告
乳幼児の医療費助成拡充の提案がされています。島本町議会がこれを含む平成27年度当初予算を可決すれば、平成27年7月から「通院費助成は小学校6年生まで」「入院費助成は中学校3年生まで」になります。制度の名称は「乳幼児等医療費助成」から「子ども医療費助成」に変わることになります。

乳幼児医療費助成については、自治体間競争が激しくなっています。若い世代の転入定住をめざしてしのぎを削っているという印象です。もちろん子どもの医療費助成の拡充は、子育て支援として強く望まれていることです。子育て世代を応援する者として反対する理由はありません。

ですが一方で、とても気にかかることがあります。本来、人が生き物として持つ自然治癒能力や予防医学、あるいは過度に薬に依存しない育児から遠ざかってしまうという側面があるからです。ヒトには養生と予防医学が重要とわたしは考えています。

養生の大切さを学び、実践することにより、本来必要のない医療費を抑えることもできるはずです。暮らしのなかから日々医療に費やすお金を安全安心の食材、質の高い食生活に充てて免疫力の向上につなげるほうが健康的ではないでしょうか。

なにを消費するか、しないかはもっとも身近な社会改革。その風邪に薬が必要かどうか、子どもの症状を落ち着いて見極め、過度に薬に頼らない育児ができるのが理想的です。意識改革や啓発が必要ではないかと大綱質疑で訴えました。このことは以前にも質問しています。

無料といっても医療費は税金が財源ですから、国の財政状況を考えれば、それは将来、子どもたち自らが納税で賄うことになりかねない。保護者のみなさんには、このことを頭の片隅において、本当に困った人、困ったときに有りがたい制度であることを忘れないでほしいのです。そうでないと結局、医療関係者を利する制度となってしまいます。

卒業式の季節です。わたしが1期目の選挙にチャレンジした4月に小学校に入学した子どもたちが卒業します。6年間、彼や彼女に負けないくらい、わたしも成長しただろうか、と問いかけながら式典に参加させていただきました。

今日は後半議会の議案を手にします。パソコンの調子がとても悪くブログの更新が滞っていますが、平成27年度当初予算を審議する議会を終れば入学式、春ですね。


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平成27年度からは町立保育園2園と
山崎保育園、高浜学園ふたつの私立保育園で
島本町の未就学児の保育を担います
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