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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

桂川の水位上昇と日吉ダム

2018年07月06日 | 防災・減災=災害に強いまちづくり
伏見区淀木津町付近から撮影(友人からの提供)

夕刻の桂川。奥の山が天王山。5年前の台風のときよりも若干余裕があるように思うと撮影者のコメントです。


午後8時頃の桂川。日吉ダムの放流がはじまった後、水位の上昇がみられるかと送ってもらった画像。

午後10時前の桂川。午後8時の画像と比べると水位は下がっているようです、とのコメント。確かにそう感じます。

いづれも正確な時刻はわかりかねますが、高い建物からの貴重な映像です。


雨は少しやみましたが、土砂災害、桂川の氾濫には引き続き注意が必要です。島本町、周辺自治体の情報(TV画面も含む)に注力し、安全を第一で行動、判断してください。

さて、数字にも物理にも地理にも極めて弱い(=トータルに基礎的学力がない)わたしの「にわか勉強」による日吉ダムの情報をお届けします。

ほとんどコピー&ペーストです。また、情報は刻々と変化していますので、あくまでも参考になさってください。

国土交通省 川の防災情報

日吉ダムでは、7月6日(金)4時05分に異常洪水時防災操作開始水位(200.2m)を超え、異常洪水時防災操作を開始しました。これ以上貯留を続けると、ダムの洪水の貯留量が洪水調節容量を使い切り、満水位を超えるおそれがあるためです。

現在ダムへの流入量に対し、放流量が流入量を超えないような操作を行っているとのことです。(C&Pの一部、文脈が理解できないので消します)その影響でしょう、桂川の水位が再び上昇しはじめているという情報がありました。

午後4時~6時の放流量が1000㎥/sと、おそらく最大量になっています。家人がいうには、下流の水位、今後の上流域の雨量を見越しての操作と思われる、心配しなくてもよいはずだ、と。(しかし、これもまた専門性があるわけではありません)

実際、午後7時以降は、放水量が減りはじめています。島本町災害対策本部では、過去の経験を活かし、現在は、上流の大山崎町と情報を共有、桂川の水位情報も随時把握するようになりました。

実は、5年前の9・16台風の際、夜中、役場に電話をして大山崎町との連携の必要性を伝えました。わが家は大山崎町の災害アナウンスの方が鮮明に聴こえるエリア。今は連携がとれています。

桂川の水位についてご心配の声をいただきました。当然だと思えます。心配は尽きません。ダムに携わる技術者の技術と経験(失敗も含めて)を信じて祈る思いです。

みなさんにおかれましては、既に避難勧告が出されているものの夜間の移動には危険が伴いますので、万が一の際には、垂直移動(2階以上可能な場所に避難)など各自で対策を考えていただきたいと思います。

課題はたくさんあります。災害ごとに課題が明らかになり、無限大です。委員会質疑では主にペット同伴避難の課題整理を求めました
。「災害に強いまつづくり」もっとも取り組みたくて、もっとも取り組めていないテーマ。引き続き、一歩一歩、職員もわたしも頑張ります。


※日吉ダム
京都府南丹市日吉町中地先
淀川の主要支川の一つである桂川中流部に位置するダム

※異常洪水時防災操作
ゲートなど機械式放流施設を持っているダムにおいて、操作規則等の本文で定めた「本則操作」による洪水調節を続けた場合に、貯水位が洪水時最高水位を超えることが予測される場合、(すなわち溢れる心配があるという場合)貯水位に応じてゲートを操作し、放流量を流入量まで増加させる操作。操作規則等のただし書きの規定によるもの。

※異常洪水時防災操作開始水位(ただし書き操作開始水位)
前記のような操作を開始する水位のこと。洪水調節容量の8割程度に相当する水位を目安としています。

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