とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

保育基盤整備加速化方針を検証します!

2018年12月06日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
■島本町議会平成30年12月定例会議

12月13日(木)14日(金)
いずれも10時から
役場庁舎3階本会議場にて

傍聴可能・出入自由・お子さまの同伴可能


とだ*やすこが行う一般質問、テーマは三つ
(Ⅰ)保育基盤整備加速化方針の検証 ~第4保育所の子どもたちの安全な転園先~

この度、山田紘平町長から出された「保育緊急事態宣言」を評価、支持します。若年層転入希望者への誠意ある配慮でもあり、その誠実さは信頼に値します。

子育て支援課においても、通常業務に忙殺されるなか、関係機関との協議に努め、保育基盤整備加速化方針を策定、短期間で資料を作成されました。積年の課題に一定の方向性が示されたことは評価されるべきでしょう。

また、唐突に示されたにも関わらず、子ども・子育て会議、総合教育会議等において、子ども、保護者の思いを代弁し、現場で働く人々の立場にたった的確な発言が多くありました。若い世代の町政への誠意ある参画が進みつつあると実感、ここに島本町の希望をみることができます。

しかしながら、この保育基盤整備加速化方針を今後具体的に進めていくにあたっては、見逃せない数多くの懸念があります。なにより第4保育所の機能をそのまま担保することがないまま、緊急事態という名のもと第4保育所の保護者に厳しい選択を迫ること。

保育の連続性、安定性を保つ責務は町にあり、第4保育所の転園については、決まったことへの理解を求めるのではなく、保護者の訴え、要望、提案をもとに、子どもにとって最善の策をみいだしていただきたい。

そして第2幼稚園跡地の整備運営事業者の公募に際して少なからぬ影響があるだろうという懸念。子ども子育て会議においても公募委員より鋭い指摘がありました。よりよい保育内容をめざして調べに調べ、募集要項に明記すべき内容を考え抜いて渾身の一般質問を行ったものとして、ここのところがとても心配です。

今回の一般質問では、同方針の内容に沿い「主な転園先と示されているふれあいセンターでの保育の安全性と危機管理意識について」重点的に問います。過密都市香港で暮らし、雑居ビルの一室での親子教室、園庭のない幼稚園の実態を知るひとりの保護者として、その経験を活かします。

さらに、UR空き店舗に新設する小規模保育所(水無瀬駅前19人・若山台バス停前12人)について、12月に急ぎ、整備・運営事業者を募集、来年度4月からの開設をめざすとのこと。

水無瀬駅前は鉄道線路のすぐ近く。騒音振動調査を行ったうえで適切な防音・振動対策を行うことに理解と対応能力のある事業者を選定するよう求め、これについて見解を問います。

私立園への転園を考える家庭への補助金が必要と考えます。3歳児は第一幼稚園の就労支援型を選べません。兄弟姉妹が同じ施設を選択でき、なおかつ定員に余裕のあるのは高浜学園・水無瀬神宮内の新たな保育園といえます。

となると、制服、体操服など私立ならでは負担が別途生じます。行政の都合により、町立保育所から私立に転園を求めるケースにおいて、この負担は極めて理不尽。時限的な補助金要綱を設けて全額補助するのが妥当と主張します。


保育基盤整備加速化方針は、子ども子育て支援事業計画を大きく見直すものであり、本来ならばパブリックコメントを行う内容です。その意味でも、保護者説明会においては、決まったことへの理解を求めるのではなく、保護者の訴え、要望、提案をもとに、子どもにとって最善の策をみいだしていかなければなりません。


ほかに
(Ⅱ)都市計画法に基づく建物の高さ制限! ~ 景観形成と適正人口規模をめざして ~
(Ⅲ)学童保育室職員の知識及び技能の向上を

これらは密接にかかわっています。もち時間20分(島本町議会内で決めたルール)めいっぱい、またもや時間勝負となりました。議席は議員のものではありません。みなさんからお預かりしたものです。傍聴をお待ちしています(緊張しますが)。


画像
12月1日しまもと手づくりコミュニティ市にて
噂にはきいていましたが可愛いクッキーがいっぱい

さすが天然色素だけあって色もお味も優しい
思わず笑顔になるクオリティとバラエティ
お値段はケーキに近いけれど。。。