風薫る五月。みなさん(島本町在住)のお手元に、とだ*やすこの議会活動報告「いまここ*島本」をお届けしています。6月末ごろまでの全戸配布を目標にしています。配布を手伝ってくださる方に毎回、深く感謝していますm(__)m
今回、2ページの町政報告の一枠に「二幼と四保と認定こども園のこと」(※予定)を書きました。限られた紙面。太字囲みにしたものの、他の記事に埋もれてしまいそうな数行。
実は、わたしの意見は書いていません(主な理由は議場で発言していないから)。ですが、ほんとうは書ききれないほど大きく重い町の政策課題。少ない紙面では、到底、伝えられません。
わたしなりに学び、考え、悩んだうえの結論=揺るぎない理想は、第二幼稚園の跡地には「公立の認定こども園」を整備することです。
しかし、今、これだけを書いていいのか、という思いがある。ここに至るまで「意見」としては、担当職員に充分以上に主張してきたと自負しています。意見交換にも多くの時間を費やしました。
町にひとつしかない、はじめての認定こども園(制度もシステムも複雑)。第二幼稚園の先生と第四保育所の保育士が連携して、認定こども園のあり方を模索しながら、島本町の保育・教育の理想を追求していけたら素晴らしい町になる、そうすべきであると考えています。
けれども、町の方針は揺るぐことなく民間事業者による「認定こども園」。一議員であるわたしは、町の方針を変えるほどの力にはなれなかったということ。議会においては常に少数派、そして発言の機会は年に4回の議会に限られています。
そして、今、今年度中に行われようとしている事業者の公募に向けて、なにができるのかを考えなければならない局面を迎えているとの判断がわたしにはある。
そのことを抜きにしても、事業者選定に関わる委員報酬を含むことを理由にして、平成30年度一般会計予算全体を反対することはありませんでした(予算に対する議員の賛否におけるテクニカルなお話ですが)。
もちろん、今でも、島本町のため、子どもたちのためには公立で運営するのがベストチョイス!という強い思い(根拠も)はあります。しかし、認定こども園は公立にすべきだ!という個人的な重いと、もはやこれまで無念なり!という断念の先の判断。
ここに矛盾が生まれます。これをもって政治家の二枚舌と批判をうけるなら、それもまたやむを得ないことです。あらゆる局面で、よりよい選択肢を求めて学び、考え、悩んで判断していくしかありません。
つづく
画像
初夏の日差しのある
役場庁舎からふれあいセンター方面を望む
この小さな森はいつからあるのだろう
樹齢から町の歴史の一端を知ることができそう
今回、2ページの町政報告の一枠に「二幼と四保と認定こども園のこと」(※予定)を書きました。限られた紙面。太字囲みにしたものの、他の記事に埋もれてしまいそうな数行。
実は、わたしの意見は書いていません(主な理由は議場で発言していないから)。ですが、ほんとうは書ききれないほど大きく重い町の政策課題。少ない紙面では、到底、伝えられません。
わたしなりに学び、考え、悩んだうえの結論=揺るぎない理想は、第二幼稚園の跡地には「公立の認定こども園」を整備することです。
しかし、今、これだけを書いていいのか、という思いがある。ここに至るまで「意見」としては、担当職員に充分以上に主張してきたと自負しています。意見交換にも多くの時間を費やしました。
町にひとつしかない、はじめての認定こども園(制度もシステムも複雑)。第二幼稚園の先生と第四保育所の保育士が連携して、認定こども園のあり方を模索しながら、島本町の保育・教育の理想を追求していけたら素晴らしい町になる、そうすべきであると考えています。
けれども、町の方針は揺るぐことなく民間事業者による「認定こども園」。一議員であるわたしは、町の方針を変えるほどの力にはなれなかったということ。議会においては常に少数派、そして発言の機会は年に4回の議会に限られています。
そして、今、今年度中に行われようとしている事業者の公募に向けて、なにができるのかを考えなければならない局面を迎えているとの判断がわたしにはある。
そのことを抜きにしても、事業者選定に関わる委員報酬を含むことを理由にして、平成30年度一般会計予算全体を反対することはありませんでした(予算に対する議員の賛否におけるテクニカルなお話ですが)。
もちろん、今でも、島本町のため、子どもたちのためには公立で運営するのがベストチョイス!という強い思い(根拠も)はあります。しかし、認定こども園は公立にすべきだ!という個人的な重いと、もはやこれまで無念なり!という断念の先の判断。
ここに矛盾が生まれます。これをもって政治家の二枚舌と批判をうけるなら、それもまたやむを得ないことです。あらゆる局面で、よりよい選択肢を求めて学び、考え、悩んで判断していくしかありません。
つづく
画像
初夏の日差しのある
役場庁舎からふれあいセンター方面を望む
この小さな森はいつからあるのだろう
樹齢から町の歴史の一端を知ることができそう