とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

政治家の二枚舌?二幼と四保と認定こども園(3)

2018年05月25日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
つづき

引き続き、二幼と四保と認定こども園、そして一幼のこと。現状を踏まえて、わたし自身の頭の中を整理します。決定事項といえないもの、事実誤認などもあるかもしれません。


4.
第四保育所の耐震化
保育所には夏休みがないため工事期間中は子どもたちを他の施設で保育する
そのための施設整備(例:新たな園の開園や調理室付のプレハブ建設など)が必要になる
子どもたちは一定の期間、他の施設に転園することになる

子どもにとって保育・保育士の環境が大きく変化
保護者にとっては送迎条件(場所・時間)が変わる

理論的には町内の町立第二保育所・山崎保育園、高浜学園などを転園先として、保護者が希望、選択し島本町が調整することとなる。

ただし
3園は定員以上の受入れ、1園は保育士が確保できずに定員数の受入れができない現状。90人定員の新民営保育園ができた段階でも第四保育所の子どもたちの受入れ先としてはまだ不十分。

そうすると
現実的には認定こども園の開園(165人定員)を待たざるを得ないということになる。

つまり
第二幼稚園の閉園、認定こども園の新設は事実上、第四保育所の問題でもあるということ。


保育士にとっては正規職員、臨時的雇用の職員それぞれに配置(人事異動)の課題がある。正規職員の保育士は、第二保育所あるいは第一幼稚園に異動となるだろう(実際、これまでにも人事異動は行われている)。

臨時的雇用の保育士にとっては、契約満了ということになる。よって新たな勤め先(第二保育所・新しい認定こども園・町内外の私立など)との契約、あるいは就職の選択を強いられる。

以上。未就学児の保育、教育に、今、島本町は多くの課題を抱えています。「今」ではなく「過去の選択と誤った方針」にその原因があります。しかし、前を向き、「今とこれから」を考えたい。

二幼の閉園と四保の休園。これによる雇用契約において、臨時的雇用の保育士の方は、ご自分にとって最良の道を選んでいただくことが基本。ただ、できることなら、引き続き島本町内で、島本町と島本の子どもたちのために働く道を選んでいただきたいと願っています。

そのためにもよい保育環境をつくらなければならない。ここが島本町の使命。現状を踏まえてグランドデザインを描けば、さまざまな選択肢があり、それぞれに利点と課題がある。本来的には、総合的に議論を重ね、計画的に進めいかなければならない。他市町では行っていることです。

そういう島本町に変えていかなければならない。町執行部、特に職員を批判するばかりでは得るものがありません。政策課題を議論できる議会に変えていかなければならない。

一番大事なのは、子どもの視点から、よりよい環境をつくりあげていく大人たちの不断の努力です。  

つづく


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小中高時代からの友人の
同窓会的習い事に参加して
ブーケつくりに初挑戦!

なんと器用な?!?と先生
無手勝流の出来上がり
基本に添えずに無理やりに完成

花材の魅力で素敵な仕上がりです
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政治家の二枚舌?二幼と四保と認定こども園(2)

2018年05月25日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
つづき

二幼と四保と認定こども園、そして一幼のこと。現状を踏まえて、わたし自身の頭の中を整理します。決定事項といえないもの、事実誤認などもあるかもしれません。


今、考えなければならないこと
1.第二幼稚園の閉園
2.その跡地に計画されている認定こども園
3.広瀬地区に設置される民営保育園
4.第四保育所の耐震化
5.大小開発ラッシュによる人口増と第5次総合計画・子ども子育て支援計画
以上は相互に関係しています

1.
第二幼稚園のこと
春に入園した4歳児は、来年2019年4月には第一幼稚園に転園
9月定例議会に廃止条例(改正)が上程され議会はこれを審議、採択する

町立幼稚園の閉園は町史に刻まれる重いテーマ
卒園児を含めて広く住民全体に周知されるべき

園区がひとつになる➡第一幼稚園の問題でもある
人口増による第一幼稚園の過密化を懸念する声も
幼稚園送迎バスのあり方を再検討する必要がある
就労支援型預かり保育導入の検証、今後のあり方を検討

よりよい保育環境のため第一・第二幼稚園の教職員の声を活かす ←ここ重要

2.
民間認定こども園
運営を担う民間事業者を公募する方針
2020年度開園(目標)※4月とは明言されていない
保育園165人定員・幼稚園35人定員を予定
4歳児5歳児で一クラス35人の幼児教育となる
35人の縦割り保育はふさわしい規模なのか

2018年夏(初秋?)を目標に事業者募集要項を開示
それに先がけ、島本町子ども子育て会議にて意見徴収
ここで町立幼稚園の教員の声が活かされるのかが課題
今年度中に事業者選定(理想目標)で事務を進める

現施設(二幼)の解体撤去費予算を補正計上
2019年度に解体撤去
更地にして民間事業者による施設整備がはじまる

民間事業者には施設整備に国の財政支援がある
町立の場合は整備費のほとんどが町の負担になる

3.
広瀬地区の新たな民営保育園
2019年4月開園の計画
定員数90人
既に2017年10月募集要項が公表され12月に応募受付(一社の応募)
島本町社会福祉施設整備審査委員会において㈱パワフルケアを選定
※江川で小規模保育園(0歳~2歳)RICホープを担う事業者

現在、事業者により周辺住民への個別説明
埋蔵文化財の包蔵地であることから文化財保護法に基づき
発掘調査(本調査)が義務づけられている(原因者である事業者負担)
調査結果によっては施設整備が計画通り進まない可能性もある

入所申込みの秋(11月)までにどこまで施設整備が進むかが課題
2019年4月の開園はかなり厳しいと推測される(戸田私見)


つづく


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涼しげなイタリアンデザート
ピンクグレープフルーツです

煙草王と呼ばれた明治の実業家が
迎賓館として建てた「長楽館」にて
(京都東山・丸山公園内)


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