とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

平成26年度予算のこと(Ⅰ)

2014年04月09日 | とだ*やすこの町政報告
島本町役場はこの春4月から組織機構を変更し、新たな体制で行政サービスを行っています「広報しまもと」。消費税の駆け込み消費で、カウンターや書庫の納入が一部間に合わなかったり、それについては消費税率8%になるなど影響を受けての厳しいスタートとなりました。

とはいえ、職員の人事異動もあり新たな一年のはじまりです。今週は小学校、中学校、幼稚園と続けて入学式に参加しました。先週は山崎保育園の入園式に参加さっせていただきました。桜が咲き、ウグイスが鳴き、自然が身近にあるわが町島本の良さを改めて感じる入学式でした。

教育長が保育園に、保育所担当の職員が幼稚園に来賓として出席し、幼稚園と保育所との違いを肌で感じることができたのではないかと思います。平成26年度は、保護者のみなさんにご心配をおかけしていた第二保育所、第二幼稚園の耐震診断を行います。本来ならば財政が厳しくても、もう少しはやくに着手、検討するべきでした。

議会事務局もメンバーが変わりました。遅ればせながら議会報告をさせていただきます。島本町議会は平成26年第1回定例会で、平成26年度一般会計予算を賛成多数で可決しました。歳入歳出総額104億4,400万円、近年まれにみる大規模予算となっています。戸田は賛成、平野議員は反対、会派「人びとの歩み」は判断がわかれました。

改選後、わたしは総務建設水道委員会に所属していますが、建設・水道に関する事務事業について、はじめての予算審議でした(平成25年度は改選直後の肉付け予算)。当初予算審議は、その責任の重さと調べることの多さに毎回緊張します。

さて、消費税引き上げに伴い、子育て世帯への影響を緩和するために支給される「子育て世帯臨時特例給付金事業費」約3,600万円、低所得者への影響を緩和するための「臨時福祉金事業費」約7,900万円が計上されていますが、これらはいずれも一過性のもので効果は薄く、なおかつ地方自治体の職員に煩雑な事務を強いるものです。

このような給付金で国民生活が潤うと考える政治は、さすがに改めていかなければなりません。総額1億1,541万円、これだけあれば、どれだけの雇用が生み出せ、どれほどの子育て環境・福祉事業が充実できるでしょう。

政治に求められているのは、そういう発想です。有権者自身も、こうしたバラマキ、ゴマカシにもっと怒りを覚えてよいのではないでしょうか。


つづく


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