とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

島本町にできること

2011年03月17日 | とだ*やすこの町政報告
みなさんのご家族、ご親戚、お知り合い、お友だちの安否は確認できたでしょうか。近しい方が被災された方もおられることと思います。災害とその影響への対応で困難な職務に就いておられる方も少なくないと思います。

役場と自宅との往復で街の様子がわかりかね、ニュースに心を痛めながらも、いつもと同じように過ごしていますが、東京都内だけではなく京都市内でもスーパーから電池やマスクが消えてしまったと聞き、驚きました。

島本町議会は、昨日10時からの会派代表者会議で、32万円(議員ひとり2万円)の義捐金を送らせていただくことに決めました。また、島本町としては、町長の交際費・予備費などからの流用で100万円の義捐金を決めています。

役場・ふれあいセンターなどに募金箱が設置されています。町でとりまとめ、日本赤十字社の義捐金専用口座に送金するとのことです。詳しくは町のホームページをご覧ください。個人の救援物資は、仕分け作業や物流に多大な負担を強いる「第2の災害」の経験から、今のところ多くの自治体では受付ていません。

午後には3月には珍しく冷たい雪が舞っていました。社会福祉協議会が夕方のJR島本駅・阪急水無瀬駅前で募金活動を予定しているとのことでしたが、風に雪が舞うなか、駅前に立たれたことと思います。また町職員組合では、職員による寄付のとりまとめの他、組合の文化体育活動費から45万円を被災地への支援金に充当し、被災地に届けることを提案されています。

島本町でも普段当たり前のように行っている行事・イベントの一部を緊急的に休止し、被災地への復興支援金にすることが可能ではないでしょうか。思い切って支援金に充てることで、みえてくるもの、得るものは大きいと思います。町の歳費からの直接的な支出の他、住民の参加意識を得られるかたちでの支援も大事、災害への備えにもつながると思えます。

議会が、義捐金の金額を議題とする会議を行っている間にも、大小問わず多くの民間企業で、たくさんの方が自分たちにできることを精一杯しておられます。島本町でも行事のあり方を見直すことで、さらなる金銭的援助ができないものか。将来的には復興の時期を迎えてからの支援が重要になります。

そうはいっても、今なお原子力発電所の危機的状況は現在進行形であり、島本町でも危機管理が必要です。あまりの辛さと不安に気持ちが前向きになれないでいますが、役場では職員の日常業務が普段どおりに続いています。いざとなれば住民の命と財産を守るのは職員です。

わたしは職員を信頼しつつ、議員として多角的な視線を町政に注ぐことで業務の改善と向上に務めます。

画像は、東上牧のし尿の衛生化学処理場
災害時には近隣自治体との広域的・相互的協力が必須
なのに!!!
し尿処理の委託という課題を「合併問題」にすり替え
「合併推進」を望む勢力がし尿処理問題を利用しました
これにNO!といえるのは主権者である住民のみなさんです
コメント
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