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研修の成果とリスク

2019年08月10日 16時30分11秒 | 極和ファシリテーション

研修を主催する事務局と講師である私の

意見がまとまりにくいことがあります。

例えば、研修時間!

ファシリテーションの研修はレクチャーと違って、

一人ひとりの実践トレーニングする時間が必要になります。

 

例えば、お料理の作り方を教えたとしたら、

実際に素材を切ったり、煮たり焼いたり、

実践してもらうことで、

その切り方は小さ過ぎるよ~とか、

大き過ぎだよ~とフィードバックすることができます。


でも、時間が無いとやり方を教えるだけで

終わってしまうことも少なくありません。


これでは本当に生徒さんがその料理を作れるようになったかどうか

確認のしようがありません。


ですので例え少しの時間でも実際にやって頂く時間が

確保できるといいなぁ!と思うのです。


ところがそうすると

人数分のチェック時間が掛かってしまいます。

野菜の切り方ならば一斉に切って頂いて

それをチェックするだけなら一人数秒で済むのですが、

話し方や声の出し方、コミュニケーションの取り方・・となると、

用意して見せて!というわけにはいかず悩ましいところです。

 

ここで葛藤が生まれます。

仮に研修時間が2時間しか無いとしたら、

お料理の作り方と素材の切り方を教えて

体験はいいので焼き方煮方を教えてくださいとなると、

実際にやって頂く時間が全く取れなくなってしまいます。


お料理の作り方、切り方、焼き方、煮方を

教えるだけで生徒さんが作れるようになるなら良いですが、

ファシリテーションは聞いただけでできるようになる人はほぼいません。


なので例え少しの人数でも、

実際にできるようになる人を育てたい!と思う私と、

そこまでは求めなくても良いので、

とりあえずやり方だけ教えてください、という事務局。


限られた時間、限られた予算の中では

できることが限られます。


その取捨選択は事務局側と講師側で

ギャップが生じることがあります。


ゴールが「知る」「わかる」レベルなのか、

「できる」なのか!


私が目指すのは「できる」レベルなのですが・・・


悩ましいですね~♪